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NeverⅢ
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「これからしばらく
学校には顔を出さなくてもいい?」
そう夜鶴くんに聞くと
「涙斗は任せろ」と言っていた。
きっと彼は僕のライバルだ……
でも夜鶴くんと話してよかった……
これで亜留の目を潰した本人……
そして涙斗くんをハメた大悪人。
そいつの名前と
現在の居場所を知ることができた
だけでも上出来だった。
それから夜鶴くんの病室を出ると
泣きながら走っていく椿を見かけた。
「椿!?どうした?」
先程涙斗くんの病室に行くと
言っていたが僕が行った時
いなかったので帰ったのかと
思っていたのだが……
「ど、どうして……父さんが……」
「椿のお父さん?」
「椿!!」
後ろから校長先生が走ってきていた。
僕はとにかく
逃げようとする椿を抑えた。
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