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耐えていることを察知したのだろう。彼の動きが急激に変わった。
さまざまな角度から吸われ、ねぶられ、つつき回され、ぢゅぷん、ぢゅぷん、と湿った音が大きくなっていく。促すような手つきで内腿を撫でられるのも、辛い。
抵抗も虚しく、体中の熱が下半身へと集まっていく。
「ふ……、……っ!」
噛む力をさらに強めた。
自分自身の肉は塩辛かった。それが両目からあふれる涙のせいだということも分からず、おもいっきり歯を立て続ける。
「く、んんっ……」
痛みで自分を戒め、迫り来る波を堪えるしかなかった。
「っふ! ん! ぅうん……」
それでも欲望のままに激しく弄ばれ、次第に体は痺れ、いうことをきかなくなってくる。
涙と痛みと快楽で頭の中がごちゃごちゃになったとき、
――響も、こんな風にしてくれるだろうか。
そんなことが勝手に脳裏をよぎる。次の瞬間、
「んあぁううんーーーーーっ!」
急激にのぼりつめ、絶頂に達してしまった。
一度崩れた牙城はもろい。
「……っ、んん、ふぁ、は!」
果ててもなお、離してはもらえない。暴力的に与えられ続ける快感。ひたすら泣き叫ぶしかなかった。いくら抑え込もうとしても無駄だった。
もう、何もかも手遅れだ。
ガクガク震えるばかりで歯に力が入らず、嬌声を上げることでしか自分を保てそうにない。
「……ひっ、やっ、あ、はぁああああああッ!」
途中、彼のことを考えながら腰を振り、何度も何度もイった。
バカみたいだと思った。
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