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「だっ、あ、ぁああ! あ!」
しばらくの間その指は穴を押し広げるように動いていた。だが、
「はぁ……ダメ。こんな遊びじゃ、全然足んない……」
「ん!」
乱雑に引き抜き、彼は気だるく溜息を着いた。
そして俺の腰をさすりながら、
「ねぇ……、挿れてもいい?」
甘く、ねだるような声をあげる。
「だっ――!」
そのとき気づいた。
「お願いだから……」
ケティ自身もすでに猛り切って、歯止めがきかなくなっている状態なのだ、と。
「ダメだッ、やめろっ!」
「嫌? ここまでさせておいて?」
「っ……!」
「もしかして、後ろは好きな男のために取っておこうとでも思ってんの?」
「やっ……」
「淫乱のくせに」
「ちがっ……、口で、だけって……ずっと、約束、しっ――!」
俺の頭をシーツにねじ伏せ、彼は心底楽しそうに笑う。
そして火が消えたようにフッと真顔になった。
「たまにはこっちにもイイ思いさせろよ」
冷酷に豹変した口調。
両脚を押さえられ、無理やり大きく開かされる。
「――やっ!」
「散々奉仕してやったんだからさあ」
「だっ……やめろぉおおお!」
両手に力を入れて紐をほどこうとしたが、無駄だった。動かすことにより、かえって結び目は固くなっていく。
「あははっ、本当にこっちは初めてか」
「くっ……!」
おびえるこちらの心を見抜いたらしい。彼は優越感たっぷりに、俺を冷たく見下ろす。
「なら、少しはやさしくしてやるよ」
「……んぅ」
丸めたタオルを口の横からねじ込まれ、奥歯に噛まされる。
「最初のうちは凄いと思うけど、……頑張って」
入口に生あたたかいものが触れた。
「――ッン!!」
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