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滴る声/繋ぐ罪(67頁)※
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めりめりと軋む音がし、視界が一瞬、大きく揺らいだ。
肉を割り裂き、張り出したものがみるみる沈んでいく。
「ぐっ、……ッ、んぐぅう……!」
いくら目を見開いても、目の前のものが遠い。
脂汗がにじむ額をシーツに擦り付け、口内のタオルをおもいっきり噛みしめる。
強張る体はガクガクと震え、逃げようとしている。だが、押さえ付ける強い力を前に、屈するしかなかった。
「ははっ。なんかとっても痛そうだねぇ……」
彼は何故か嬉しそうだった。
まるで小動物を見ているかのような和やかな笑みを浮かべ、俺の背中を撫で回している。
「可哀想に」
「んぅううう、ふっ、ぅうう!!!」
言葉とは裏腹に、腰の動きは乱暴だった。
指や舌とは比べものにならない。
今まで一度も欲望を放っていないそこはあまりに熱くて、硬くて、巨大で。
「……んん、キツぅ……」
「ふっ、ぐぅ、ううう……ん!」
再び脚を掴まれ、狭い中を無理やり押し進められる。
わずかに進んだだけでも激痛が走った。
怖い。
このまま体が裂けてしまいそうで。
怖い。
今まで一度も経験したことがない感覚に、ぼろぼろと泣いていた。勝手に嗚咽が上がり、涙が出てくる。
「ぐ、ううん、ん、ひっ、ぐ、んんんー!」
その間にもソレは容赦無くねじ込まれていく。
「後ろを犯されてる気分はどう?」
俺の背中に肌を重ね、脇腹をさすりながら、彼は無邪気に問いかけてくる。
「好きでもないヤツにこんな風にされて――、」
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