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瑶と潤「動画 6」
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潤は黙ってビデオカメラの電源を切り、パソコンの電源も落とした。玩具や道具も拭いて引き出しに片付けた。
「毎週、今みたいなことするの? あれってサイトに登録していれば誰でも見られるの?」
瑶は聞いたが、潤は答えなかった。瑶は動画サイトのことはよく知らなかったが、あんな動画を流していいわけがなかった。瑶は潤のことが心配だった。
どうも大洗氏や譲もかんでいるようだった。あんな動画を流させる大洗氏に瑶は怒りを覚えた。けれど潤が自ら好んでしているかのようにも見えた。あれは大洗氏と譲と潤のプレイで楽しんで好んでしていることなのだろうか? いやそうだとしても卑猥な映像を流すことは違法ではなかろうか? 第一、潤は未成年なのだ。保護者であるべき人が、潤の暴走を見逃しているのか、それともさせているのか知らないが、少なくとも知っていながら、やめさせないで放置しているのだ。視聴者の言葉を見るに、大洗氏は潤の行動を放置しているというよりは、積極的に加担しているように推測された。
「潤、だめだよ、あんなことしたら」
潤は、おじ様のベッドに寝たまま、瑶に両手を差し出した。
「動画保存している人がいて、後でばら撒かれたらどうするの? ずっとネット上に残って消えなくて一生困ることになったらどうするの? もうやめなよ、あんなこと。潤が心配だよ。猥褻物を配布した罪でつかまるかもしれないよ?」
瑶のことばに潤は応えなかった。
瑶はたずねた。
「ここで寝るの? 潤の部屋行かないの?」
人のベッドで勝手に寝ることに抵抗があったからだ。
潤がベッドの上に起き上がり瑶の手を取った。瑶は引っ張られる形で潤に覆いかぶさり、そのままベッドに雪崩こんだ。
潤の手が、瑶の湿った性器を撫でた。
「ごめん潤のエッチな姿見て、ちょっと興奮しちゃった」
瑶は照れ笑いをした。
くちゅっくちゅっと音がした。
「ん、おじ様のにおい、するね」
潤の手は意地悪で気持ちよかった。
「おじ様と、三人で寝たかったな。調教っぽくされてみたかったな」
瑶は潤に手なづけられてすぐに興奮してきてしまい、そんなことを口走った。
「潤は、よく、おじ様のベッドで寝るの?」
潤は答えなかった。
答えるかわりに潤は、うつ伏せになって、おじ様のベッドのシーツに性器を擦り付けた。
潤は、腰をぐりぐり回したり、上下に擦ったりした。
「はっ……んっ……」
潤が、一人で、おじ様のシーツとセックスしていた。
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