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潤の帰宅
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同時に抑えきれない熱が身内から沸き起こり、縛られた昴に激しいキスを浴びせた。
首筋にキスマークをつけてやった。
舌を首じゅうに這わせた。
ドアに鍵がゴソッと入る音がした。
ガチャンと鍵がまわった。
ドアが引かれて
「ただいまー」
と潤の声がした。
玄関を見たトモの目と、入ってきた制服姿の潤の目があった。
潤がにこっと笑った。
可愛い。
「熱いね」
「潤、お帰り。ご機嫌だな」
「昴兄さん、縛られてるの?」
潤が言った。
「や、これは」
トモが言い訳しようとすると、
「うん、そうなんだ」
昴が嬉しそうに答えた。
「へえー、よかったね。縛ってもらえて」
潤は言った。
「昴兄さん、うるさいんだよ、縛れとか、叩けとか。俺、そういうのできないって言ってるのに」
潤はトモに笑顔で言った。
どんな兄弟だよ。
「ごめん、これからは大丈夫だから」
昴が言った。
「それで安心したよ。昴兄さんの変態性欲に付き合ってくれる人が見つかって、本当によかったね」
潤は言った。
「いや、そういうわけじゃなくて」
トモは誤解を解こうとしたが
「いいですよ、恥ずかしがらなくても。俺、そういうプレイ嫌いなわけじゃないですから」
潤は笑った。
「ただ、昴兄さんって、縛られてる癖に、俺を犯そうとするから面倒くさいんですよ。俺が上になって、昴兄のペニスに肛門を当てて、ぐいっと挿入するんだけれども、昴兄が手を縛られてるから、全部自分で興奮させなきゃいけないし、昴兄さんをダッチハズバンド扱いもどうかと思うし」
美少年は、爽やかな笑顔で、すごいエグいことを言った。
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