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【番外編その2】雪?⑤
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?10分後?
「それでは、これより、クリア様と蒼葉様の雪合戦の試合を開始いたします。両者、準備はよろしいですか?」
「ハイ。僕は何時でも大丈夫です。」
「俺も大丈夫です。」
「それでは、始め!!!」
どんっ
試合のゴングがなり始まった。
ってか、こんな場所によくゴングなんか置けたよな。いかんいかん。こんな事に疑問なんか持ってたら、この家自体が疑問の塊だ。
よし、まずは壁を背にして、雪玉生成だな。
軽く、30個くらいかな。
それにしても凄いな。冷たく無い雪が固まるなんてな。科学の力かはたまた、それ以外か。
ビシッ
「えっ?もう投げてんのか?」
「ほら蒼葉さんも投げないんですか?壁壊れてしまいますよ。」
本当だ。もう、前にある1つの壁が壊れ掛けてる。
よし、一旦、雪玉生成は中止だ。これからが、反撃だ。まずは、威嚇のために、
バンッ
「ふぇっ?あ・・蒼葉さん。これは?」
「投げやりだ。この家に偶然あったから、借りてきたんだ。もちろん、爺やさんからも、許可は得てる。」
「ハイ。ルールは武器の場合、本人に当たらず威嚇の行為なら、OKですので、問題はありません。」
「なっ。だからお前の壁はこれで終わりだ!!」
「なっ!!そんな手があったんですか!!」
さすがのあいつも、こっちからの、不意打ちには慣れて無いからな、これはイケるな!!
「何てね。テヘリ」
「えっ?あれっ?か・・壁が一瞬で俺の前の1つだけに。な・・何で?」
「それはですね?。雪玉にありましたよ。」
「雪玉に?どれどれ?。って熱っ何なんだよこれ!!」
それは、見た目は雪玉なのに、熱湯みたく、熱かった。
「それ、試合前の1分前まで、炙ってたんですよ。」
「えっ?あ・・炙る?何で?そんな事、出来んのか?」
「ハイ。これを知ってるのは、僕と爺やだけですけどね。テヘペロ」
「はぁぁぁぁ!!!!そんなのって、」
やっぱり、負けるのか。
どんっ
「これで、終わりです!!」
どんっ、どんっ、どんっ、
一気に3回当たった。俺は避けるのなんて、辞めた。だって、勝てるわけねぇじゃん。
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