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一緒
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「いやーそのまんまの意味だよ?
佐藤くんも僕と一緒で腐ってたんだなぁって意味で!」
にこっと天使のような笑みの千里くん。
そんな彼に対し僕は未だに言葉の意味を把握できないでいた。
・・・・・・・・・うん、え?うん。
え!?腐ってる!?なに!?腐ってるってもう僕が人間として腐敗してるってこと!?え!?
「もー何言ってんの佐藤くん面白いなぁw腐男子、ってことだよw」
千里くんがクスクス可愛く微笑む。
あれ、千里くんって読心術とかあったっけ、そんな設定なかったよね、あれ?
「読心術って・・・w佐藤くんの心の声が全部言葉に出てるだけだよ」
半ば呆れながら千里くんに言われた。
「あ、なんだそっか・・・それは失敬失敬・・・って待って!話逸れたけど一緒ってことは千里くんも・・・?」
ようやく事を把握できた僕は千里くんに問う。
「うん、そうだよ!良かったぁ・・・周りに腐男子とかあんまりいないし、僕腐男子に見られないし高校でも気遣っちゃうかなぁと思ってたから嬉しい!」
パァっと満面の笑みで今すぐ飛び跳ねそうな勢いで嬉しがる千里くん。
うっわ可愛いすぎマジ天使・・・
「佐藤くん天使とか恥ずかしいよ・・・wありがとw」
恥ずかしそうに千里くんがはにかむ。
へへ、また声出てたっぽいはずかちー。
僕自分の喉さえも思い通りにできないとか困った暴君だねてへぺろ☆
と、そんなことはおいといて・・・
「ぼ、僕も嬉しいよ!気の合う友達ができてよかった!いっぱい語り合おうね!」
ふんふんっと興奮気味で意気込む僕。
「うん、当たり前だよ!
ところで佐藤くんはこのクラスでは誰が一番目の保養になると思う?」
早速千里くんが僕に話題を持ちかけてくれたようだ。
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