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決まっちゃった
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「ん?・・・あぁ、別にいいんじゃね?
特に仕事なさそうだし」
眠そうな目で無気力に答える早乙くん。
うーん、やっぱりイケメン・・・これでノンケというのが非常に勿体無い・・・。
と、また鼻血が出そうになったので一旦改めて挨拶をすることにした。
「あ、えと、僕のことは気軽にみことって呼んでね!
副委員長として頑張るからよろしくね!」
人見知りの僕にしては頑張って笑顔を作って挨拶をする。
そのときなぜか早乙くんの目が若干大きく見開いた。
・・・気がした。
「ん・・・よろしく」
そう言うと早乙くんは机に突っ伏した。
これ以上いても迷惑だろうと空気の読める僕は思い、千里くんのそばへ行く。
「あ、あの・・・千里くん・・・?」
おずおずと話しかける。
「んー?なーにー?」
周りに花でも咲いてんじゃねぇかってくらいキラッキラした眼差しで見つめてくる千里くん。
「な、なんで僕と早乙くんを推薦なんか・・・」
少し困り顔で尋ねてみる。
「んー、なんとなく二人がこのクラスで1番真面目そうな気がしたし、話し合いも長引くの嫌だったから!
僕は人の前に立つのとか好きじゃないしねー」
妙に納得できる理由を並べられた僕は呆気なく信じた。
「な、なんだそうだったんだ・・・まぁ、なってしまったもんは仕方ないし頑張るよ!」
僕が笑いかけた。
「うまくいった・・・」
ボソッと千里くんが何か呟いたが、やはり僕にはあまり聞き取れなかった。
難聴かなぁ・・・
「ごめん、千里くん何か言った?」
僕が聞くと千里くんが笑顔で返してきた。
「んーん、なんにもないよ´ω`*」
「そ、そう・・・?」
まぁ可愛いからいいけどね!!((
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