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replay third
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~膝枕とは~
他人の膝を枕として使用すること。
膝枕をするためには膝枕をする人とされる人の間にある程度の関係が必要であり、無理矢理膝枕をした場合かなり危険な状況に陥る。
また、膝枕をする関係として最も多いのはカップルである。
頭の中を一瞬膝枕の説明が流れた。それによると、この状況は真ちゃんがすすんで膝枕をしてくれたことになる。
あり?真ちゃんってツンデレじゃなかっけwwww
「ねー真ちゃん、なんで、膝枕?」
聞かなきゃよかったと思った時には既に遅く、瞬時に真っ赤になった真ちゃんに膝枕から叩き落とされた。
ゴン!という音と一緒に激しい衝撃と目眩、頭痛に襲われる
俺怪我人ーー!www
「…痛いよ真ちゃん…もうちっと俺の体心配してあげて…」
「あ、ああ、すまんのだよ。つい……」
「つい」って(泣)www
と、そこでさっきの他の声のことを思い出してキョロキョロと頭を動かす。ちょぴっと痛いけどそこは我慢w
いるのは……テっちゃんと、…あー、赤司?
うん、ぼやーっとだけど赤い髪と厨二病の目が見えるから多分赤司だ。
赤司分かりやすっ!ww
「真ちゃん真ちゃん、状況説明プリーズw」
なんで二人がここに?いや、まずここはどこ?そして私はだr(ry
いや、一旦落ち着こう。多分ここは小部屋のはず。だんだん目の焦点も合ってきたし、起き上がって大丈夫かなw
「よっ…こらせっ、と。」
ゆっくりゆっくり地道に起き上がり、右手で体の重心を支えるように座った。
改めて三人の方を見ると、やっぱり俺の思ったとおりテっちゃんと赤司がいた。
「お前が気を失ってしばらく看病を続けていた。そこに今ちょうど赤司と黒子が来たところなのだよ。ちなみに、お前が気を失って2時間ほど経っているのだよ。」
「説明サンキューw」
なるほど、2時間経ったのか。
まあ結構短めだし、ラッキーかなw
「んで、こちらの二人は俺に何の用かな?w」
笑顔を顔に張り付けて問う。すると、二人は一斉に口を開いた。
「貴様をこのホールから追い出す。/高尾君に色々聞こうと思いまして。」
………
……ん?w
「ごめん、もっかい言ってw」
「貴様をこのホールから追い出す。/高尾君に色々聞こうと思いまして。」
………ん?ww
「なんか真逆のこと言ってねえ?」
それはどうやら勘違いではないらしく、目を合わせた二人の間に火花が散った。
「テツヤ、コイツは危険だとなぜわからない。コイツはこのホールから追い出すべきだ。」
「それは先程緑間君も言っていたでしょう。 高尾君は怪我をしています。この状態で化け物がいるモールに追い出すことは出来ません。」
テっちゃんやさすぃーw
「その甘さがここでは命取りになる。もしコイツが敵だったらどうするつもりだ。」
「その時はその時です。それに、まず高尾君の話を聞くのが最優先だと思います。おそらくこの状況下で最も現状把握出来ているのは高尾君ですから。」
うんうん……
「……って、え?なん………っ!」
そこまで言って、やられた、と思った。
テっちゃんは自信たっぷりの笑顔を張り付けたまま口を開く。
「先程までの発言、行動は何も知らない状況でできるものではありません。行動をできるとしたら、青峰君のような馬鹿か、ここを理解できている人だと思います。」
何この子、怖いww
「それは本当か。高尾、なぜ言わなかった。」
赤司が口を挟んで来るから、俺は表情一つ変えずに答えてやった。
「ただでさえ信用されてない人にさらに疑われるようなこと言う馬鹿はいねえと思うけどな。それに、お前が信じるかどうかも不明だし?」
言葉に詰まった赤司を見てやはり、と思った。
「確かに俺はここの状況をある程度理解してるよ。多分、この中で一番。」
話すかどうかは置いといてなw
「高尾、話してくれないか?俺達は、脱出するためにも少しでも多くの情報が知りたいのだよ。」
真ちゃんにこう言われてもな~……
うーん……
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