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the same
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どうする?
真実を伝えるか、そのまま繰り返すか。
そりゃもちろん、伝えた方がいいに決まってる。
信じてくれるかどうかは別にして。
でも、例え伝えなくても、俺が違う行動をすることで何か変化があるかもしれない。
……うん、言わないでやってみようw
そう思って言わなかったけど、多分俺は、心の奥の奥で、まだ真ちゃん達のことを信じてなかったんだと思う。
「さて、高尾君だったね。同い年だし、高尾と呼ばせてもらうよ。君は知らないかもしれないが………
「まあだからといってどうということは………
「…さて、自己紹介も終わったことだし、本題に………
「みんな、どうやって………
「確かに僕も部室のドアを開けてから気がついたらここにいたな。誰か………
「……5月、20日の………
「全員が同じ時間に同じ状況で、か……同一犯………
「まず………
「分かんないなら、外に出てみればいいんじゃないっスか?あそこの………
「これは……空………
「…バッドが入っているよ。金属製と木製の………
「…チッ。空だ………
「……ハンマーが………
「…本物………
「きゃっ………
「…とりあえず、武器の確保は出来たようだ。各自………
「私はちょっと………
「僕はこれを持っ………
「これが一番使いやすいから………
「赤司君らしい………
「では、行こう………
大体分かってたことだけど、俺が同じにすると本当に同じように事は進んだ。
不謹慎だけど、結構面白かったww
それでも、この先には俺が変えなきゃ絶対にやってくる未来がある。
だから、いつまでも笑ってるわけにはいかない。
そんなことを考えながら、俺は扉の向こうへと足を踏み出した。
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