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プロローグ
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なんだろう…この胃のムカつきは……
理由は明確だ、俺はストーカーにつきまとわれて精神も身体もまいってるんだろう
しかも相手は男…なんで男の俺なんか…
ろくに眠れる気がしなかったが仕事に支障をきたすわけにもいかないしな、ベットで横になるだけでも…と思い、ベットに横になったと同時に激しい吐き気が俺を襲う。もう替えのシーツはこれで最後だ汚すわけにもいかず、急いでトイレに向かう
「う…?ぉえっ………うぅっ……」
もうここ数日固形物が喉をとおっていないから胃液しかでてこない。
しばらく止まらない 吐き気と格闘して、 ベットにもどるとベットサイドにおいてあった携帯が点滅していた。どうやら誰かから電話が入っていたようだ。
ま、まさかストーカー?じゃないよな…
今まで家の固定電話にしかストーカーからかかってこなかったが…正直こわい。こわい…
携帯を開くと恋人の翔太からだった。
『もしもし、優? 夜遅くに電話してごめんな。…どうしてもおまえの声が聞きたくて我慢できひんかってん。あ、そんでな、俺もうちょっと東京おらなあかんくなったわ。来週には多分帰れると思う。ごめんな、優俺のこと大好きやから早く帰りたいんやけど。あっ!携帯充電切れそうや!またかけるな。
優、愛してる。』
ツー、ツー、ツー
全身の力が抜けて、崩れるようにその場に座り込んだ
口から出るものは全部出して、もう自分の体には水分なんて残ってないと思ったけど、涙がとまらなかった
翔太にあいたい、あいたい…
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