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愛、屋鳥に及ぶ Ⅱ
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*前章でもお知らせした通り引き続き翔太視
点です
『………え? 優の様子がおかしい?』
優の同僚の桐生義孝という男から、昼休みの
ときに連絡がはいった。
『はいそうなんです! えっと、俺、笹城さ
んに色々世話になってて…、 昼飯とかも前は一緒に食ったりして
たんですけど、最近昼飯に誘っても断られる
んですよ。昼飯だけならまだ、いいんですけど、俺ここ2週間くらい笹城さんが食べてるとこみてなくて、
だから多分、笹城さん朝とか夜もまともな物食べてないんじゃないかなって…
何回か笹城さんに聞いてみたんですけど、
なんか話そらされてばっかで…本当に最近は前に比べて痩せほそってしまったんです
俺、笹城さんが心配で……でも俺、なんにもできませんでした。 前からクールだったんですけど、 なんかいまはずっと思い詰めてるっていうか…
そんなときに以前笹城さんが東京で阿賀さんという
方と親しくされていたということを言って
いたのを思い出して、連絡したんです。
阿賀さん笹城さんから何か聞いてませんか?』
……いや俺、まず初めての情報が多すぎて
… 頭が回らへん
『ごめん、なんも聞いてへんわ。俺からアイ
ツに連絡してみるわ、ありがとうな。』
『あ、はい。分かりました!お願いします!』
なんか妙な胸騒ぎがするな…
優…………おまえ…今どうしとるんや
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