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過去_8
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「はっ、はっ、はあっ」
体が熱くてたまらない。
さっき中に出された直後、夏彦に飲まされた液体。
あれが原因だと思う。
どうにかしたいのに、両手はまたロープで格子に縛りつけられて動けなくされている。
鞭で叩かれた背中が畳にあたって、その刺激でまた体を揺らしてしまう。
「ずい分と回りが早いな。気分はどうだ?」
「…はっ、さい、あく。」
睨みつけるように言うと鞭が飛んできた。
脇腹に赤いミミズ腫れがつけられる。
「うあっ」
熱を持った体には刺激が強すぎて、ビクリと跳ね上がって縛られた腕に負担をかける。
「あーあ。オマエが可愛くない態度取るから切れちゃったよ。」
赤い血液がぷくりと膨れて流れる。
「ひっ、ひーっ」
それをベロリと舐め上げられて、背筋がゾクゾクする。そのまま乳首まで舐めて、吸い付かれた。
「っ…くうっ…」
眩しいくらいの刺激が脳に伝わって、歯をくいしばると、ペロペロと舐められる。
「やっ、やめっ…うっ、くふっ」
体がおかしい。
暑くて、気持ち悪いはずなのに…
「へぇー。気持ちいいのか。女みたいな反応しやがって、こんなもんついてなきゃいいのにな。」
立ち上がった性器を握りしめられる。
「うぅっ…」
握り潰すかのような強い力でそこをつかんだまま、乳首をしつこく舐めまわされていると、下半身がムズムズしてくる。
こんなの、イヤだ。
「も、やめ、て…やめ…」
太ももをすり合わせるように動くと、後ろから精液が出てきて気持ち悪い。
顔をしかめた僕を見て厭らしく笑うと、指ですくって後孔に塗りつけてきた。
「やだぁーっ、いたっ、いたいっ…」
再び押し込んできた指を抜いて欲しくて、体を捩る。
パシン
乾いた音がして、さっきと反対側の脇腹に鞭が降ってくる。
熱くなりすぎている体は、それを避けるために体を縮めようとする。
パシンパシン
それが気に入らないのか、曲げかけた太ももにも痛みが走る。
「抵抗するなんて許さない。オマエに自由なんてないんだから」
ぐっと体重をかけるように指を数本まとめて突き刺され、喉から乾いた悲鳴があがる。
同時に性器をゆるく擦られて、痛みよりもわけのわからない快楽が襲ってくる。
「う…やっ…ううっ」
見なくても自分の下半身が勃ちあがっているのがわかる。
血の繋がりはないとはいえ、兄という存在の男に犯され
拘束されて逃げる事もできないで体を弄ばれている。
「あうっ…はぁっ…ううん…」
こんな屈辱の中で、快楽に酔いそうな自分がいて無意識に揺れる腰の動きを笑われながら
みるみる強くなってくる射精感に負けそうになる。
後孔を指でかきまわされる度に自分の声だと思いたくない声が混ざっている事に気付く。
こんなの違う。
薬のせいだ。
そう自分に言い訳をするけど、すぐに訳がわからなくなる。
「そんなに物欲しそうにしなくてもいれてやるよ」
「やぁぁーっ、あっ、ああっ」
ズクリと音が聞こえて一気に夏彦の昂りが挿入された。
指とは違って、体内を圧迫して完全に出口が塞がれる。
乳首を指で潰すように転がされて深く奥を抉られる。
「うああっ、ああっ、あっ」
性器を自分で触りたくて体を夏彦に擦り付けようとするけど、そこに刺激を与えてはもらえなくて
乳首と後孔への刺激だけが、どんどん強くなる。
「いやっ…も、無理っ…出した、いっ。出したいよう」
「オマエが僕の奴隷だって認めるなら出させてやってもいいよ」
ど、れい?
「ひいっ、んんっ、んあっ」
乳首に歯をたてられて考えようとしていた頭が引き戻される。
血が滲むほど噛まれてから、ぴちょぴちょと音を立てながら舐め回された。
「ああっ、くうっ、んふっ、あ、ん…」
性器からはだらだらと透明な液体が流れていて、先端を夏彦の指が塞ぐ。
触ってもらいたくて腰をよじるけど、挿入されたままの体は思うように動かない。
薬が回りきっている体を揺すられ続けて考える力をどこかに落としてしまったみたいで
耐えられなかった。
「いかせてっ、いかせてくださいっ。」
「奴隷になりたい?」
ニヤリと口角を上げたのが見えた気がする。
でももう何も考えられない。
ただ、出したくてどうしようもなかった。
「ああっ、あっ、なりっ、ますっ。奴隷にっ。だからっ…」
そう言うと、両足を持ち上げられて一層激しく奥を突かれて頭が真っ白になる。
ほんの数回、性器を擦られただけで脳の奥で火花が散った。
そうしてガクガクと体が揺れて白濁液が飛び散るのを感じた。
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