アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
過去_9
-
「良かったな。母親に似た容姿だったから僕が拾ってやったんだよ。思った通り、淫乱なところもソックリだ。借金が返済できるように一生ここで飼ってやるよ。」
薬のせいでフラフラする体と、まとまらない思考回路のせいで、掴まれた肩を振り払う事もできない。
それなのに、出したばかりのはずのそこはまた勃ち上がっていてズキンズキンと痛みを訴える。
入れっぱなしの後孔にもその痛みは伝わって、ヒクヒクと収縮を繰り返し、その度に夏彦のものを意識してしまう。
「…っ、くっ…はっ…」
「そんなに締め付けるなよ。覚えたてでそこまで感じられるのは遺伝か?まぁ、こんな事しかできないんだから、利子変わりにせいぜい使いたおしてやるよ。嬉しいだろ?」
言われている意味が理解できない。
この痛みを何とかしたくて、ふりほどこうと腕を揺するけど、堅く結ばれたロープは緩みもしない。
逆に、すれた手首がジンジンして快楽に近い感覚を生み出してくる。
繋がっている夏彦の体にあたると、それだけで頭が痺れたみたいな感じがする。
なんとかして体を離したい。そうでないと際限なく続くこの感覚に呑み込まれそうだった。
「なんだ、触って欲しいのか?すぐにこっちなんか触らなくても平気になる。色街の男娼みたいにな。そうなったらオマエも楽しく働ける。」
「い、やだっ、体、を売るなん、て」
理解できた言葉に反応して力のある限り声をあげる。
でもか細く弱々しい声にしかならなかった。
パシン
平手打ちが飛んできて、ハッとして目を見開く。
「まだ逆らうのか。」
バシン、バシン
「うあっ、はぁっ、」
体を起こした夏彦が鞭を手にしたままニヤリと笑う。
「痛くても感じるのか。とんだ淫乱だなぁ」
下劣な笑いを浮かべたまま、散々に鞭を振り続ける
同時に下から力任せに突き上げてくる。
衝撃と痛み、薬のせいだと思いたい快楽が込み上げてきて頭がおかしくなりそうだった。
「やぁぁーっ」
「はっ、鞭打つ度に締め付けてやがる。そんなに旨いか?たっぷり食わせてやるよ。」
そう言いながら鞭を振り上げ、腰を叩きつける速度を早める。
「やだあーっ、ああーっ」
激しく揺られて、前を乱暴に擦り上げられて、惨めにもまた白濁液を零した。
それでもまだ、体の奥を突き上げられると視界が真っ白に染まる。
「ああっ、う、もっ、イって、やだぁぁーっ」
「うるさい。黙ってろ。今出してやる」
体内に発射されたと気付いた時に、気力が限界を迎えて僕は意識を手放した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
121 / 155