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過去_11
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両足の間に長い髪が見える。
彼女がそこを覗き込んでいる…
とろりとした黒目に意志は感じられなくて暗い瞳は、ぞっとするほど冷たい。
近付いてくる息づかい、押さえられたままの両足の間には箒のような棒が通され括られる。
その棒に鎖が繋がれ、格子に固定すると開いたままの両足は閉じる事も下ろす事もできなくなった。
「…っ、やめっ、やめてっ。かあさんっ」
僕の声も虚しく後孔が生暖かい感触に包まれる。
ぬるぬると這い回るそれは間違いなくヒトの舌で、そんな場所は舐める場所じゃないのに。
逃げたくても身動きもとれないまま、敏感な内壁を舐め回される。
「うっ…はっ、あうっ、ううっ」
くすぐったいような、むず痒いような感覚にうめき声が上がってしまう。
「母親にこんなところを舐められてよがるなんて、オマエは人じゃないな」
蔑んだ瞳が僕を見下ろす。
自分の意志とは裏腹に勃ちあがりかけている下半身にも手が伸ばされて、白い指が慣れた手つきで擦り始める。
「いやっだ…いやっ…」
「人じゃないオマエが嫌がるなんておかしいだろ。」
自分より弱い物を虐げる視線を向けられたまま、僕の性器はこねくりまわされる。
こんな、こんな事でっ…
その手は嫌悪感を感じるくらいに的確だった。
ゆるくさすられ、先走りを伸ばしながらだんだん激しく動かされていく。
その動きに連動するように彼女の舌は、奥へ奥へと入り込んでくる。
「い、やぁっ…ううっ、うっ…」
「オマエは下等な生物だ。女に似たその容姿で一見わからないけどな。そんな生物は社会に出るべきじゃない。だから私達が飼ってやるんだ。この体に流れる血液も体液も私達と同じだと思うな。オマエは存在そのものが許されない汚い生き物なんだから。」
脅すように低い声で呟き、性器の先端を男の太い人差し指で塞がれた。
同時に後孔に彼女の指が差し込まれる。
「い、いたっ、やーっ」
擦られ続けて射精が近かったそこを塞がれると熱がこもって苦しくなる。
ぐいぐいと孔の中で指が動かされて、びりびりと体が痺れる。
出したいのに出口を塞がれて苦しくて泣きそうになってしまう。
「出したいか?オマエの汚い体液なんて吐き出してもろくなことはない。」
先端を塞ぐ人差し指が、くっと中に少し埋め込まれる。
「うああーっ」
熱を押し込まれるようなその感覚に頭がついていかない。
半開きの唇に足の親指が差し出される。
「舐めろ」
冷たく命じられて、渋々従うように舌を伸ばすと酸っぱいような味が広がって吐きそうだった。
それでも懸命に舐めまわすと更に人差し指、中指と突っ込まれて、それらが口の中を蹂躙して前歯を押し、舌をつまもうとする。
そうしている間にも、中をさぐる指の動きが激しくなって、出したい欲求だけが蓄積されてくる。
先端を塞がれたまま扱き続ける白い指が恨めしく思えた。
「ううっ、あっ、はぁっ。も、だ、出させてくだ、さ、い」
耐えられずに言うと、足を口から引き抜かれた。
ニヤニヤ笑いながら彼女が舐め回すそこを真上から覗かれる。
「親子揃って全く堪え性がない。こっちの具合も見てやらないとな。」
彼女を突き飛ばすようにどかして、後孔に夏彦のとは比べものにならない大きさのモノをあてがう。
「や、やめっ、いやぁぁーっ」
メリメリと音がしそうなほど広げられて、ゆっくり埋め込まれて行く。
息ができないくらい圧迫されて意識が遠ざかりそうになる。
バチーン
「目を開いて見てろ」
頬に平手打ちが落とされ、恐々目を開けるとまだ半分程しか入っていなかった。
「ぐうっ、はっ、はっ」
「裂けると面倒だからゆっくり入れてやろう。」
じりじりと埋め込まれて、痛みと気分の悪さで冷や汗が流れる。
「ふんっ。なかなかいいモノだな。」
見下ろされる僕は苦しくて、最悪な気分なのに…
「うあっ…」
挿入の苦しみから逃れたと思ったら一気に引き抜かれる。
内臓ごと引きずられるような感覚は夏彦にもされた気がする。
こんな行為が毎日続くんだろうか…
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