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過去_14
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「あうっ、ふあっ、やぁっ…」
夏彦が中に出した後、仰向けに寝かされて、性器にローターを取り付けられた。
乳首にも振動を与える小さなピアスのような物を取り付けられて、くすぐったさに身をよじると後孔に指を入れられる。
ぐるぐるとゆっくり回された指が中を探り、内壁をさするように進んでいて大きく開かされた両足を閉じようとすれば鞭が飛んできた。
「うあっ、…っ」
痛みに体が浮き上がるとさっきまで打たれていた背中が畳にこすれて、痛がゆいような感覚になる。
「感度が良いのは母親譲りか。嬲り甲斐のある体だ。」
「ああうっ…い、やっ…やあぁっ…」
尿意にも近いような感覚。
そこに触れられるたびにビリビリと電流が流れる。
「ふん。早いな。」
そう鼻で笑われて下半身を見ると、白い液体が溢れてローターを濡らしていた。
肩で息をしていると、指を引き抜かれて堅い肉棒をあてがわれる。
「うっく…ううっ」
排泄する為の場所に挿入される僕。
苦しむ僕を見下す父親と兄。
心を失ってしまった母親。
どうしてこんな事になってしまったんだろう。
一体何が悪かったというのか…
バシン、バシン
鞭の音が響いて、無防備に晒している肌が裂ける。
流れる血を見て汚いと、更に強く打たれる。
「狭いのはいいが、中を締められるようにしろ。」
「ひっ、ううっ、あっ、はっ」
バシン、バチッ、バシン
鞭の痛みが感覚を麻痺させる。
次第に後孔の中に入っている他人の体温を感じるようになってきていて
打たれる度にその感覚が強くなる事がわかった。
体に力が入ると、さっき指で触られた電流が流れるような感覚の部分を擦られる。
「あっ、あっ、あふっ、ううんっ」
「はっ。喘ぎ出したな。浅ましい体だ。男のくせにこんな所でヨガるなんてな。」
打たれている肌と挿入されている部分が痛いからなのか、生理的な涙が止まらなかった。
「ああっ、あうっ…」
滲んだ視界に夏彦が映り、無言で僕の口に性器を差し込む。
考える余裕も無くソレは口内を暴れ回る。
嘔吐きそうになりながらも舌を這わせると、さっき挿入されていたからか独特の匂いがした。
キタナイ。
キモチワルイ。
でも、一番キタナイのは抵抗もせずに受け入れている自分自身だ。
「オマエに罰が与えられるのは僕だけだ。」
冷たい声で夏彦が言い、喉の奥を突き立てる。
「うぐっ、ぐえっ…」
仰向けになっている頭上から兄に、下から父親に挿入されている状態
まるで串刺しの刑
「いい姿だな。前立腺を突き上げてやるからオマエもイっていいぞ。ほらほら」
ローターの強度をカチカチとあげながら、ドスっドスっと突きたてられる。
「んんぅっ…うぐうっ、んっ、んんっ…」
「出してやる、汚いこの中に、出してやるっ」
血走った目を向けたまま腰を強く打ち付けられて、生暖かい感触が広がる。
「んんんっ」
ブルブルと震えるローターは出しても出しても止めてはもらえなかった。
こんな屈辱的な事で快楽の証である白濁液が流れる体を恨めしく思う。
キタナイ
僕はキタナイ…
「オマエは僕の奴隷だ。僕が満足するまで寝るんじゃないぞ」
遠ざかりそうな意識を鞭の痛みが引き止める。
ぼんやしりた視界に2人の姿が映る。
表情はよく見えないけど、恐ろしい事だけはわかった。
これは生きて行く為に仕方のない事だ。
ハハオヤのため…
生活のため…
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