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記憶_5
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打ち続けられる背中が痛くて熱い。
奥を突き上げられるとブルブルと振動が内臓までも震わせてくる。
「ひぐっ、ううっ、抜いて、ください」
背中も下半身も体中が膨れているような感覚。
性器は血が止まり続けて赤黒くなっている。
「ふ、うっ、あうっ…っうっ…」
それなのに自分の声には色がついてくる。
背中の痛みが体内に広がって熱をもつ。
貶められ、虐げられているこの行為で感じたくなんてないのにっ…
「いやっ、も、出した、いっ、ですっ」
痛くて痛くて、はちきれそうだった。
涙を流しながら言った言葉は父親の声にかき消された。
「要望通り抜いてやろう。オマエでな」
頭までも畳に押し付けられて激しく腰を打ちつけられる。振動で頬がこすれる痛みまで熱をもつ。
「やだっ、やだあーっ」
「出るぞっ…うっ」
背後に重みを感じて、奥に放出された事を知る。
ずるりと引き抜かれたそれを、当然のように口に押し付けられた。
「掃除しろ。」
命じられて逆らえば、もっと酷い事になる。
選択肢は1つしかない。
自分の味と精液の残りを口で絞り取る。
下半身が麻痺したように痺れてきて味なんてわからない。
体を拭う事もできないまま痛みと戦う。
痛くて熱くて、勝手に息が上がってくる。
それを見下ろしながら鼻で笑う父親。
「後ろのアナさえあれば、そんなもの千切れても構わないんだがな。」
その言葉にゾッとする。
本当に千切れてしまいそうな痛みと恐怖で涙が出てくる。
「オネダリしてみろ。私は夏彦より寛大だから、奴隷らしく言えれば外してやろう。」
一層ローターの振動が強くなる。奥で精液と混ざって、少し動くとぐちゅり、と音を立てた。
「ご、ご主人様…お願いします。どうか外してください。」
バシン、と鞭が響いて脇腹に痛みが走る。
「オマエの立場はなんだ?」
「僕、は、淫乱な、メス、奴隷です。」
そう言うように夏彦に言われていた。
男でも女でもなく、メスだと。
「オマエの汚い体液を出す為に、か?」
「おね、お願いします…あっ、あうっ…」
頭を下げてお尻を突き出した瞬間に前立腺にあたった。
「やっ、ううっ…あっ、あっ、出させてっ、ください。やぁーっ」
つぷっ、と後ろから何かが差し込まれた。
振り向くといつの間に現れたのか夏彦が見下ろして指を挿入していた。
「いい感じに解れてるなぁ。へぇ、中に入ってるのか。」
「お、お帰りなさいま、せ」
恐怖に引きつりながら声をかける。
それ以上、中をかき回されたくなかった。
ニヤリと笑った夏彦は下半身を取り出すと、後ろにあてがってきて懸命に体を捩るけど全く意味がないように腰を捕まえられる。
「いかせてくださいって言えよ。」
性器の先端に指をかけながら夏彦が言う。
そこは透明な先走りで、べっとり濡れていた。
「い、いかせてくだ、さい。」
出したい。出さないとどうにかなってしまう。
「新しい玩具もらったのかぁ。よかったなぁ。」
「あうっ…」
乳首の先でブルブル揺れるクリップを大きく揺らされる。
「オマエにピッタリだ。嬉しいだろ?」
そう言えとばかりに揺らして、乳首がもげそうになっているのに僕の体にはまた熱がもたらされる。
「あっ、うっ…ふっ…んっ…うれ、しい、です。」
夏彦はゴクリと喉を鳴らして、後ろに性器をあてがうとそのまま挿入してきた。
「やあぁーっ。」
挿入しながら前を固定していたバンドを外され、振動が奥にズドンと当たった瞬間。
頭が真っ白になった。
だらだらと出続けるような射精。
こんな事で達する自分が憎くて、意識を保っているのも嫌だった。
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