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時間_優也2
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食事もそこそこに愁を抱えるようにして帰宅し、気付けばまたベッドに押し倒していた。
「んんっ、ゆ、うっ…んっ、待って…」
「待たないし、離さない」
強めに肩を抱き、馬乗りになりながら愁の唇を貪る。
舐め回して、吸い上げて、愁の言葉を自分の口に吸い込む。
しなやかな体、色気のある腰つき、憂いのある視線、赤い唇。
渡さない。
誰にも渡さない。
愁が過去から逃れられないなら俺がそっちに行ってやる。
わからないならわかるまでベッドから出さないでいよう。
抱き潰しておけば逃げられる事もない。
チリチリとした焦燥感が嫉妬だと自覚したのはついさっきだ。
上半身を脱がせて首筋に口づけながら脇腹を撫でる。
「んっ、ふうっ、んっ…」
尖ってきた乳首を舌で転がせば、切なそうに俺を見て戸惑ったように首を振る。
「俺には愁が必要なんだって何度言ったらわかってくれる?わからないって事は足りないって事だろ」
「ちがっ、そうじゃなっ…」
強引に下半身をむき出しにして、そっと触れる。
ビクンと震わせた体を自分の体の下にガッチリ組み敷く。
ゆるゆると擦ってやると、とろりとした液体が流れてくる。こんなに感じやすいのに、何が違うと言いんだろう。
くちゅくちゅと音が響くと、俺から目をそらして顔を赤らめる。
「ゆ、うやさん、はずか、し…」
昨夜だってその前だって散々やったのに恥じらう姿に、どうしようもなく興奮していた。
「どうして?」
愚問だ。答えなんてわかってる。
自分だけ裸にされていくのは恥ずかしいと、先日も言っていた。
だから開きかけたその唇の隙間に舌を入れた。
「んっ、ふあっ、んんっ」
愁の口を覆うように自分の唇で塞ぎ、深く舌を差し込んでいって上顎を擦ってやる。
「んっ、んんっ…」
小さな吐息に反応するように愁の体が揺れて、そのまま歯列を奥からなぞって粘膜を舐めまわす。
強引な事をしているとわかっていたけど、止めてやれなくて。
蜜を舐めるように愁の舌を絡めとってみれば、うっとりした瞳を返されて更に煽られる。
隅々まで味わいたくなって唇を離すと唾液がこぼれた。それを舐めとりながら首筋に舌を這わせると、くすぐったいのか愁が体を捩る。
それを固定してそのまま鎖骨をなぞっていく。
「や、見ないで…」
火傷を気にしているのか、愁が悲しそうに目を伏せる。
「二度とこんな事させない。誰にも…」
火傷の上に歯型が残るくらいに噛む。
「…っ」
口の中に血の味が広がってハッとした。
「そのまま、噛み千切れたら、いいのに」
痛かったのか、ポロポロ涙をこぼす愁。
プッツン
俺の中で何かが弾けた。
切れちゃいけない「理性」が…
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