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捕獲_愁2
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「そうそう、大人しくしろって。傷つけるのは俺の趣味じゃないんだ。下だけでいい。脱ぎな。ちゃんと準備してやるよ。」
脱ごうとしても指が震えてうまくいかない。逃げ出したくても逃げられない。
こんな風に触れられるのは嫌なのに。
焦れた男はずるりと僕の下半身を剥き出しにした。
縮こまった性器にトプトプとローションをかけながら扱かれる。
ジワリと嫌な感覚が伝わる。
これは…
「すーぐよくなるよ。気持ちいい成分が入ってるらしいからさ。あきらめて楽しめよ。」
片手でトレーナーを捲し上げながらローションを塗り広げられて、下半身から上半身までがジンジンと熱を帯びてくる。
「いや、だっ…やめてっ、お願いしますっ。帰してくださいっ」
「無理だっつってんだろ。お。勃ってきたぜ。こっちもイイんだろ?」
しごかれて反応し出した性器と同時に乳首を指で弾かれる。
「ひっ…やっ…」
「へぇ。即効性て本当なんだな。」
乳首を弾き、性器をしごかれてアッという間に出そうになってしまう。
「ひぃーっ、んあっ」
指が後孔にズクリと差し込まれて、声が上がる。
体中に広がった熱が下半身に集中する。
こんな事で感じたくなんてない、のに…
「なかなかいい具合だなぁ。つうか、あんた本当に淫乱なんだな。これからレイプされようってのにこんなに感じてさ。男のくせにこんな体じゃ不憫だなぁ。」
「っ、ちがっ…」
ぐいぐいと指が進められて、乳首を断続的に弾かれていて反論もできない。
その上、体は敏感に反応していて腰が揺れるのを悲しい気持ちで見る事しかできなかった。
「いいんだよー。気持ちいい方がさ。ほーら入っちゃうよ。」
「やめてっ、いやぁーっ」
男が腰を押し進めてきて、後孔に性器が入ってきたのがわかる。
「すっげ、女とやるよりよっぽどいいっ」
「やめてっ、やっ、ああっ」
抱き寄せようとするその腕から逃れようとすると勢い良く突き上げられる。
「うっあっ…やっ…」
「そんなにしめたらもたないって…」
暴れる両腕を捕まえられてくるりと拘束される。
揺れる車と突き上げで酔いそうになりながら声を抑えた。
「うわっ、でるっ」
生暖かい感触が下半身に伝わる。
見ず知らずの男の精液を体内に出されて嫌な気分にしかならないのに、男は腰を引こうとしない。
それどころか、ふたたび突き上げはじめた。
「あうっ、うっ、ううっ」
「この薬すごいな。何回でもやれそうだ。奴隷ちゃんもイキなよ。ほら、どこがいい?」
腰を掴まれてゆっくり引き抜いてから強く差し込まれる。
「ううっ、んあーっ」
ビリビリした感覚が脳を突き刺す。
この感覚でだめになった学生時代を思い出す。
”奴隷ちゃん”
そう呼ばれていたあの頃と、逃げている今と、何が違うんだろう。
「…っく、んっ、あっあっ、あーっ」
性器から白くトロリとした液体が少しだけこぼれた。
「奴隷ちゃんもイケたのか。何回イケるか試そうぜ。」
「ひっ、今っ、出てるっ、からっ、まっ…あっ、うっ」
達したばかりの体を揺さぶり、更に奥へと突き立ててくる。
その眼は血走っていて、この男にもこのローションの効果が出ている事に気付く。
この状況で逃げ出すのは無理だ…
この薬の効果が切れるまでは車から降りられないだろう。
薬が切れる頃に到着するとするなら目的地は、実家じゃない…。
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