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捕獲_愁8
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ズルリ
後孔にあてがわれていたバイブが引き抜かれる。
中に留まったままの精液が一緒にこぼれるのがわかった。
これはチチオヤの…
考えるだけで気分が悪い。
「奴隷ちゃん、親父の精液おいしかったかぁ?」
気持ちを逆撫でるようなセリフ。
昔と同じ呼び方。同じ扱い。
何も変わらない。
「ひいーっ」
乳首に爪をたてられ、のけぞった上半身に鞭があてられる。
「質問には答えろよ。これもダイスキだったろう?同じ物を用意してやったんだ。」
バチンバチン
「ひっ、いやっ、いたっ」
「その汚らしい跡を上書きしてやるよ。嬉しいだろう。」
バチン、ビシッ、バチンバチン
「やめっ、やめてっ、いたいっ、」
言った所で夏彦がやめるはずもない。
ニヤニヤしながら身動きのとれない僕を見下ろすだけ。
「やめて、だぁ?こんなに勃てといててよく言うよ。この淫乱メス奴隷が。」
「ひぃっ、やっ、あっ、あっ…」
鞭をふるいながら、ダラダラと体液をこぼしている性器を擦りたてる。
「やっ、やめっ…」
身をよじっても薬の効果からは逃げられなくてひゅっ、と白い液体が飛び出す。
「ははっ、うすいな。散々出したか。」
ずくんずくん、体がうずく。
この疼きは薬からくるものだとわかっていて、身に覚えのある感覚に身震いする。
「そろそろこっちも欲しいんだろ。」
「んうっ…ふっ…」
指を後孔に数本つきたてながら笑うその顔は二度と見たくない顔だった。
それでもそっちが物足りない事は事実で、刺激を求めて中がうねるのがわかる。
心底、自分という存在を消してしまいたい瞬間だ。
嫌で嫌でたまらなくて逃げたいのに体が自由にならない。
「オマエが欲しいか欲しくないかなんて関係ないけど、なっ」
「ああっ…」
一気に突き立てられる感覚で体の芯が痺れるような気がした。
ビリビリと頭の先まで伝わって、そのまま揺さぶられる。
「あっ、ううっ…はあっ…」
「男のくせにこんな所で感じるなんてなぁ。弟がこんなで僕は恥ずかしいよ。」
ずちゅっ、ずちゅっ
水音が耳元で聞こえるほど激しくピストンされて体がバラバラになりそうだった。
それなのに勃起したまま萎えない下半身が中途半端に揺れて涎をたらす。
情けない。
こんな状態で感じようとする体の全てが情けない。
「はっ、はっ、あっ…」
体中が薬のせいで敏感に成りすぎているのを知っている夏彦はわざと体を撫で回す。
激しく腰を打ち付けられている所とは別の場所からジワジワとくすぐったいような感覚が登ってきて、それが神経に触れると意識ごと持っていかれそうになる。
「やっぱり女よりずっとラクだな。何よりオマエなら孕む心配もない。」
「やっ、なかっ、出さないでっ…やだっ…」
機嫌を損なうとわかっていて、それでも言わずにはいられなかった。
夏彦となんて二度としたくなかったのだから。
アッサリ犯されて更に中出しなんてされたら昔と同じじゃないか。
「奴隷のくせに口答えするのか。昔は素直だったのになぁ。やっぱり躾し直さないと、とても客には出せないみたいだな。」
取り付けられたままの乳首のクリップがブルブルと動きはじめた。
「ああっ、あっ、やっ」
ガンガンと内臓ごと突き上げられる体に振動を加えられて、わけのわからない快楽に似た感覚に包まれる。
「男が欲しくてたまらないって顔だな。これまでの分、取り返すくらいヤッてやるよっ、相変わらず狭いなっ、…出すぞっ」
ドクリ
中に生ぬるい感触が広がる。
「ああっ、やっ、ああっ」
気持ち悪く仕方ないのに、達せなかった体はヒクヒクと震えて夏彦を締め付ける。
いやでいやで仕方ないのに。
「ふんっ、淫乱がっ。」
満足そうに嘲笑う夏彦は、その感触を楽しむようにズルズルとゆっくり抜き差ししながら精液をかきまわす。
気持ち悪い…
それなのに…
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