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風紀委員長様の日常は非日常!!29
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ざわざわ
斎「あっれー....何か、騒がしくなぁーい?」
真「そうダネ.....しかも、騒ぎの中心がコッチに来てるような気がしなくもなくも無いネ」
ざわざわざわざわ
“きゃぁ!!みてみて、会長様よ!?”
“嘘!?風紀のお二方を見る事が出来たのに、会長様まで見ることが出来るなんて!!”
“眼福眼福!!”
進むに連れて聞こえてくる大きな歓声と比例して歪む二人の顔
真「......スルーしてコ....」
斎「それが一番かもねぇ~....無視無視っと」
どんどんと見えてくる会長の姿.....本人も気付いたようだが、あちらもスルーしてくれるようだ
そして、そのまますれ違う三人
普通に去って行く三人に残念そうな声を上げる周りの生徒達
真「何を俺達に期待しているんダカ....分かりかねないヨ」
斎「同じくー.....っていうかさぁ~かいちょーさん何処行くんだろうねぇ?書類持ってたけど....」
真「はっ!!まさか....沙羅の元ニ?行かなきゃっ」
斎「む、無理だよぉー.....今俺等が行ったところで、沙羅チャンの機嫌が更に急降下しちゃうよぅ」
難しい顔をして考え込む二人、だが、埒が明かないと思ったのかさっさと見回りを終わらせようと言う事になった
斎「チッ......」
真「ホント、失敗したヨ.....」
とぼとぼと去って行く二人、背中には黒い影が漂っていた
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