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「はーやみぃ」
甘えた声で、頭を挟むように掴んだ両手にさらに力を込めながら、速見の目を見る。
獣のような鋭さすらあったその瞳は今では食われる前の草食動物のように怯えていて、俺と同じくらいの体格を小さく縮こまらせて震えている。
ーーーあぁ、なんとなく、このドス黒い感情の正体に気付いて気がした。
「くわえてよ、速見」
硬く猛った俺のモノの先を速見の濡れた唇に押し付けた。
「ん゛っ、ぐ・・・んんっ!」
顔を逸らそうと必死になる速見の頭をガッシリ掴んで少しも動けないくらい力を込める。
ギュウッとキツく閉じた両目の瞼の隙間から涙が溢れてきて、頬を濡らす。
頬に伝った涙の跡をなぞるようにモノの先で擦った。
「ふぅ・・・ん、んん゛!・・・っ、ふっ、ぁ」
頬を滑らせ、唇の隙間にモノの先を押し付けると、速見が少し戸惑うように目を開けて、上目遣いに俺を見る。
速見はかなりの強面の持ち主だが、このアングルと状況の上目遣いはかなり"クル"ものがある。
眩みそうなほどの感情がせり上がってくるのを感じながら、速見の双眼を見詰め返すと、速見の唇がわずかに開いた。
「んっ、む・・・っ」
震える唇が、俺の限界まで昂るモノに吸いつく。
チュッと音を立てて軽く吸い上げられただけで、腰が落ちるような錯覚を覚えるような快感に襲われた。
「っ、ふ・・・、!」
「はぁ、は・・・っ、あ、んっ、んぅ」
浅く息をついて、速見の焼ける様に熱い口の動きに意識を集中した。
俺が感じているのをどう思ったのか、速見は少しづつ大胆に唇や舌を使うようになっていった。
「・・・っ、はぁ・・・はぁ・・・」
すぐにでも達っしてしまいそうな程にモノは勃起しているのに、速見の与える刺激はどうも物足りない。
戸惑いながら舌を這わせる姿は凄く愛らしい。だが、そんなんじゃいつまで経ってもイケる気がしない。
「・・・なぁ、速見?」
「んぅ?なに?」
声をかけると、唇を離して顔を上げた。
俺のモノと速見の唇の間にイヤらしい粘着質な糸が引いて、切れる。
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