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不審な近親者(1)
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「なあ、新一・・いいだろう」
「はぁ、ん・・・あっ・・・」
「そうか、そんなにいいか。まだ、イけるな」
「も、だ・・・め・・・・・・・・・・ん」
「だめじゃねえだろ」
「はぁぁ・・ああああああああああ」
もう・・・・散々好き勝手に突っ込んだくせに!!
よがりすぎて気絶したんだと思う。
朝まで一度も意識が戻ることなく完全に寝ていたら・・・・・・・体をゴソゴソはい回る気味の悪い感触に仕方なく重いまぶたを開けると、太い指が朝っぱらから人の体を触りまくっていた。
寝てるときは手を出すなってあれだけ言ってるのに。どうしてこの人は約束を無視するんだろう。
まだ眠っていたいから乳首をまざくる手を邪険に払いのけ、無法男に背を向けた。背中を丸めて掛け布団を引っ張り寄せネコのように背中を丸めて二度寝をかました。「チッ」と忌々しげに舌を鳴らす男を無視して早く仕事に行けよと思った瞬間、自分も起きて学校に行かないといけないことを思い出し、でも後5分だけ・・・と再び眠ろうとする。
「ひい・・・・っ!」
尻に伸びた手が双丘の割れ目をこじ開け、後孔に触れたかと思うといきなり指を突っ込んできた。
「何すんだ!」
「何って、他にすることがあったら言ってみろ」
布団をはねのけて、振り向こうとした体はそのまま押さえつけられうつ伏せにされた。昨夜、散々蹂躙された穴は腫れ上がり何もしなくてもジリジリ痛むのに、そこにいきなり指を突っ込むかと、さすがに眠気も吹き飛んで怒りが沸き上がってくる。
「ちょっと・・・お、叔父さん!!」
「色気のねえ呼び方すんじゃねえ、新一。今度呼んだら犯り殺すぞ」
「ひ・・ひゃ」
低い声で唸りながら首筋を甘噛みしてきつく吸い上げる。
「そこ、やめて。今日体育あるし・・・あっ・・・・ぁ」
「あ?」
「体操・・・服・・・見える・・・か・・・ら」
「じゃあもっとつけてやる。新一に妙な虫がつかねえようにな」
妙な虫はあんただよ!
言い終わるやいなや集中的に首筋を舐めまくりチュウチュウ音を立てて吸い上げ、紅い後をいくつも付けまくる。
(ああ・・・クソゥ、今日バスケなのに・・・また見学かよ)
この前は犯られすぎて尻が痛くて体育を見学した。
一番好きな教科なのに。去年まで見学なんかしたこと無かったのに。今年に入って「よく見学するな。最近顔色が悪いぞ。体弱くなったか?」なんて体育教師にも心配されるし。俺は元気だけが取り柄だったのに、このクソオヤジのせいで虚弱体質扱いに格下げだよ。
「もう、いい加減にしろ!俺今日は学校行かなきゃ」
「そんなもん休んじまえ」
「昨日も休んだのに、2日も続けて休めるか!はなせおじ・・・大河さん!!」
「てめえのそのくそまじめな所は、兄貴に似たんだろうな」
仕事一筋で家族を顧みなかった俺の父親は、俺が高校に入学するとすぐに俺を寮に入れて、自分は念願の海外勤務に母親を連れて旅立った。母は母で亭主関白な父親には何も逆らえず、俺を気にしながらも「寮なら大丈夫ね」と俺をすげなく置いていった。
で、父親の弟に当たるこの人となぜこんな関係になっているかというと。
「あ・・あ・・ん。も、指抜いて・・痛い」
「グチョグチョいってるぜ。まだ俺のが新一の腹の中にたっぷり・・・」
「だからやめて・・って。痛っ」
この人は俺が小さい頃から俺の体をベタベタと触りたがった。
初めはただかわいがられていると思っていた。小さかった俺はキスされたり素肌を触られることがおかしな事だって分かっていなかったから。それが異常なことだと初めて気づいたのは、小学校4年生の時にセクシャルハラスメントの授業を受けてからだった。
優しい叔父さんが、急に怖い人に見えてきた。
それからはなるべく叔父さんを避けて、家に遊びに来ても会わないようにしたし、遊びにも行かないようにした。知らなかったとはいえずっと性的ないたずらをされていた俺はそのことを親にも言えず、避けることで叔父さんがあきらめてくれることをただただ祈った。その祈りが通じたのか俺が避け始めたことに気づいた叔父さんは、俺が親にばらすことを恐れたのか近寄らなくなった。
俺が中学生になった頃、父と母が話していたことを偶然耳にしてしまった。
難しいことはよく分からなかったけど、叔父さんは人には言えないようないけない仕事をしていたらしい。暴力団のような仕事に手を染めていたみたいだ。かなり昔からだったらしいけど父には内緒にしていたらしく、家に来たときもそんなそぶりも見せなかったので両親とも全く気が付かなかったらしい。
仕事一筋、出世命の父には、実の弟が暴力団関係者だと会社に知れることを恐れて二度と自分たち家族に近寄るなと完全に縁を切った。
俺はそれでいいと思った。正直叔父さんがどんな仕事だとかそんなのは関係なかった。ただもう叔父さんには会いたくなかった。実の兄の子にあんないかがわしい犯罪まがいなことができる叔父さんは恐怖の塊だった。
尻の穴をかき回す指が大きく動くたびにグチョグチョという卑猥な音が漏れる。生温かいものが足の付け根に垂れ下がるのを感じ、それが尻の穴から流れ出る叔父さんが出した精液だと気づき、気持ち悪さにギュッと尻の穴に力を入れた。
「いい締まり具合だ。昨日あれだけ犯ったってのに、新一の穴は緩むどころか昨日以上に欲しがりやがる」
くくく・・・と人の尻の具合を楽しみながらうつ伏せにした俺の足の間に入り込み、大きな手で腰を持ち上げた。
「な・・・まさか・・」
「目覚めのSEXってのもいいもんなんだぜ」
「や、やだよ・・・痛いし、昨日いっぱいやったじゃん」
「昨日は昨日。今日は今日だ」
指が引き抜かれたと思うと、それと入れ替わりに叔父さんの性器が俺の尻に突き刺さる。
「うああああああぁ・・・ぁああ」
昨夜散々打ち込まれた精液が潤滑剤の役割を果たしているとはいえ、腫れそぼった穴にいきなり突き立てられ、悲鳴を上げながら枕の端を両手で握りしめた。奥まで簡単に挿入を果たした叔父さんは腰を握る手に力を込めて、グリグリと肉棒をかき回し腸壁にこすりつける。
「ん・・・っつ・・・・う・・あああ」
「気持ちいいだろう、新一」
「ん・・・・・あ・・・・・」
俺のいいところを知り尽くしている叔父さんは、肉壁に怒張したペニスをたたき付けながらあんあん喘ぐ俺にもっと声を出せと、せき立てるように激しく腰を動かし追い上げる。昨夜もよがりまくっていつの間にか気を失っていたのに、それから数時間しか経っていないのにまた同じような行為にふけっている。
「あんあ・・・・・・ぁああ・・も・・・らめ・・・・」
「どうだ、いいか新一」
「ん・・・・・い・・・いい。あぁ・・・気持ち・・・いぃ・・ん、あああぁあ」
「そうだろ。新一、なあ、俺が好だろう」
「あ・・・・うぅ・・・・・」
「言えよ、新一」
「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・す・・・・・・・・き・・・・・大河・・・さんが・・・・す・・・き」
「じゃあ、俺をいっぱいくれてやるよ。お前の腹の中に、孕むほど俺をくれてやるよ」
「い・・・・やぁ・・・あ、ああああああぁあぁああぁぁあ」
最奥で熱い飛沫が飛び散る。
精液を叩き付けられた内壁がビクビクと痙攣を繰り替えし、それに合わせてキュッと尻穴が収縮する。
「ッ・・」
小さいうめき声が背中の上で鳴る。それは叔父さんの歓喜の声。俺だけが聞くことを許されたむき出しの欲望の声。
昨夜から無理を強いられた体はたった1回の情事にも耐えきれず俺は「学校に行かなきゃ・・・」と思いながらも、そのまままた意識を手放した。
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