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お誘い…?
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「お疲れ様でしたー」
「「「お疲れ様でした」」」
今日のアフレコは上手く行ったと思う
今の役は俺にちょっと似てる
主人公の女の子に思いを伝えたくても伝えられないという幼馴染みの設定だから
まぁ、俺と小野くんは幼馴染みじゃーないけどねー
でも、伝えたくても伝えられないってとこは似てる
そして今日は告白のシーンだった
もちろん思い浮かべるのは小野くんのこと
小野くんに伝えるつもりで頑張ったらすぐにOKを貰えた
あれは気持ちよかったなぁ
なんて思いながら廊下を歩いていると
「神谷さーん!」
小野くんが走ってきた
やっぱりすごく嬉しそうだ
「どうしたの?今日はちゃんと挨拶しただろう?」
そうだ。今日はちゃんとした
「あぁ、はい。そうなんですけど…。その…神谷さん!」
「な、なんだい?」
急に大声で名前を呼ばれたからビックリした
「あの、このあと時間ありますか!?」
「へっ?あぁ、まぁあるけど…」
「じゃ、じゃあこれから俺んちきませんか!?」
「い、いいけど…どうしたの?」
急に誘われて驚いた
しかしなぜだろう
質問しても小野くんはにっこりと笑うだけで答えてくれなかった
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