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涙
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「ふぇっ……ぅっ……」
気づけば泣いていた
両想いだったことに安心してか、小野くんの腕の中がとても心地いいからかはわからないけど
「神谷さん…」
小野くんはちょっと体を離すと涙を吸い取るように目にキスをしてきた
「ふぇっ!?////」
俺はビックリしすぎて涙が止まってしまった
「あ、よかったぁ泣きやんでくれて」
「お、おおお小野くん!なにしてるの!?」
「なにって…キス、ですけど」
なんてケロッとした顔でさも当然そうに言った
…なんか慌ててるのが恥ずかしくなってしまった
ポスッと小野くんの胸に自分の頭を当てて抱きついた
「ねぇ、これ夢じゃないよね?」
「神谷さんは夢がいいの?」
「んーん。でもなんか嬉しすぎて。実感が持てない」
これがもし夢オチならちょっと凹むぐらいじゃすまないぞ
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