アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
体育祭9
-
徠楠だよ✩
✩はry
『第一試合目が終わりましたので第二試合目を行います!1組目はDチームの二葉様の騎馬とFチームの――選手の騎馬。2組目は…………4組目はBチームのーー選手の騎馬とDチームの片桐様の騎馬となります!それでは準備をお願いしまーす!』
次、俺かぁ。
ギリィもじゃん!
にしても、実は俺は怒なのさ…
あんな、大画面のスクリーンでユーが知らない子に色気をふりまいていたことに怒だ。
実「イク、怒っとるん?w珍しいなぁw」
徠「だって、そりゃあ、あんなのみせられたら誰だって怒りたくなるでしょ✩ギリィだって、そー君が知らない人にあんなことしたら嫌でしょ?✩」
実「せやけど、亜芦に限っては誰が相手であろうと俺は負ける気せーへんもんw」
まぁ、確かにそー君はギリィにぞっこんラブだよねw
ギリィもギリィだと思うけどw
徠「でも、もしユーが…」
なんだか、考えただけでも虚しくなってきた…
実「そんな、心配はないと思うで?w」
徠「ほんと?✩」
実「うんwなんなら、試してみたらええやんwユーが嫉妬するくらいの何かをしたらどうや?w」
ユーが嫉妬するくらい…
徠「やってやる!✩ユーを嫉妬させてやる✩」
実「気張りやwじゃあ、俺も行ってくるわw」
徠「うん✩ギリィもファイト✩」
ギリィはひらひらっと手を振り、自分が乗る騎馬の方へ歩いていった。
俺も自分が乗る騎馬を目指す。
にしても、色気ってなんだろ…
俺に色気なんてあるのか?
というより、色気で戦わなきゃいけないの?
とか思っていたら騎馬についた。
「二葉様、そろそろ始まりますよー」
徠「あ、うん✩」
「ちゃんと、支えとくんで頑張って下さい」
「二葉様なら、大丈夫ですよ!」
なんか、励まされてる?
徠「ありがとう✩」
俺は騎馬に乗る。
「それじゃ、進みますね」
ゆっくりと前進し、対戦者の目の前へ…
俺の対戦者はユーが嫉妬してたいつかの先輩だ…
「二葉君、久しぶりだね」
にっこりスマイルで話しかけてくる先輩。
徠「どうもです✩」
………。
勝てる気がしない…
先輩が無理なら土台を崩すしかない。
チラリと先輩の土台に目をやる。
大丈夫かな…
でも、やるしかない!
『それでは、まもなく開始したいと思いまーす!よーい…スタート!!!』
「二葉君が可愛くお願いしてくれるなら、降参してあげるよ?」
なんか、それは嫌だな…
徠「ユーに見せつけなきゃ意味がないんですよ✩」
そういうと先輩は驚いた顔をした。
「そういえば、跡豪君と二葉君って付き合ってたねw」
徠「そうですよ✩」
「見せつけるって、嫉妬させるって事?w」
徠「まぁ、そうとも言いますけど…✩」
「ふ〜ん、頑張れ」
他人事のようにひらひらっと手をふられた。
いや、まぁ、そりゃ先輩からしたら他人事だけど…
どうにかして、ユーと先輩にぎゃふんと言わせたい!
あれ、そういえば先輩、可愛くお願いしたら降参してくれるって言ってたよね…
徠「先輩」
「どうかした?」
徠「先輩がドキドキしたら、降参して下さい✩」
「……いいよ。ドキドキ、したら降参してあげる」
安定のにっこりスマイルで先輩は言ってきた。
俺に色気はないけど可愛げはある←
俺は俯き先輩に身体を寄せた。
クイッと先輩の服の袖をひき、上目遣いで先輩を見上げる。
徠「せーんぱい!降参、してくれませんか?」
コテっと小首を傾げ、なるべく甘えるよなうな声音でいう。
そうすると、先輩は固まってしまった。
徠「あのー、先輩?✩」
「これはやられたよwいいよ、降参するよ」
ハッと我に返り先輩が言ってきた。
徠「ほんとにドキドキしました?✩」
「したよ。ほら」
スッと手を掴まれ先輩の胸元に手を持っていかれる。
服越しに少し早い鼓動を感じる。
徠「ほんとだ✩」
「ねwそれじゃ、あと1戦も頑張ってね」
徠「ありがとうございます✩」
『相手側の降参により1組目は二葉様の騎馬の勝利ですね!2組目は………4組目は片桐様の騎馬の勝利です!Bチームのーー選手の騎馬、大丈夫ですか!?』
んん?
4組目用の大画面のスクリーンに映されたギリィとBチームの人。
スクリーンにはBチームの騎手も騎馬も救護班によって運ばれていってる最中だった。
え、ギリィ何したの?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
201 / 246