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体育祭11
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亜芦だよー
今は第二試合目が終わったところ。
『それでは第三試合目に入りまーす!1組目は………3組目はCチームのーー選手の騎馬とAチームの塑色様の騎馬、4組目は………です!それでは、準備をお願いしまーす!!!』
あー、まじかぁ…
やりたくないんだけど…
あと、ユーがね、多分怒ってると思われる。
あんまり、表情変わらないからわからないけど…
でも、俺は知らない!
あんな事してた、イクが悪いだけだし!
あー、やりたくない(´Д`)ハァ…
柚「そー君、行ってきなよw」
亜「…めんどくさい」
柚「そんなこと言われてもwギリィに言おうか?w」
亜「…行ってくる」
柚「行ってらっしゃいw」
実哉出してくるのは酷いと思わない?
まったくよう…
やる気が起きない…
とぼとぼと歩きながら、騎馬を組む場所へ向かう。
「塑色様、大丈夫ですか?」
亜「…え、あ、うん」
何とも思わずに通りすぎかけた(*ノω・*)テヘ
あー、めんどくさい、やりたくない、帰りたい。
「塑色様、どうぞ乗ってください」
「全然、自由に動いてもらって大丈夫ですから」
「ちゃんと、支えてるんで!」
自由に動く…か…
そうだなぁ…
亜「…ひとまず、靴脱いで乗っていい?」
「全然、構いませんよ」
亜「…わかった」
俺は靴を脱ぎ捨て、騎馬に乗る。
てか、靴はいたままって、騎馬の人、手痛くないのかな?
皆、靴はいてたけど…
『それでは準備が整ったみたいなので始めたいと思いまーす!!行きますよ!よーい…スタート!!!!』
合図とともに騎馬が進む。
俺の対戦相手は…
「はじめまして。対戦、よろしくね」
爽やか笑顔の…
知らない人。
俺が知ってると思った(*´・д・)?
絶対ないな。
俺がこの学園で知ってる人っていったら、実哉達3人と生徒会と理事長と担任と保健医かな?
他は…知らない!
「塑色君、大丈夫?」
下をむいて考え事をしてたら、いきなり覗き込まれた。
俺は反射的に少し身体を引く。
亜「…あ、はい、大丈夫です」
思わず、敬語つかちゃったよ…
てか、歳上なの?
それすら不明なんだけど…
ジャージだったら分かるけどジャージじゃないから…
「敬語じゃなくて平気だよw同い年だから」
普通に整った顔立ちしてるから、普通にモテそうなタイプだな…
亜「…あ、うん」
「俺、D組だから廊下ですれ違うとかないから知らないのは当たり前だよねw」
D組か…そりゃ、知らないな…
校舎違うし。
まぁ、たとえすれ違っていたとしても誰一人として俺の記憶にはいないと思うけどね( • ̀ω•́ )✧
「ひとまず、よろしくね」
スッと手を差し出される。
これ、握らなきゃダメ?
ダメなのかな?
俺あんまり、知らないと人に触れたくない…
仕方なく、おそるおそる手を差し出す。
ギュッと握られ…
亜「…っ!?」
「やっぱり君、警戒心うすよね」ボソッ
ギリッと手を握りこまれたまま体を引かれ耳元で呟かれる。
あ、コイツ黒い奴だ…
うわぁ、クソめんどくさい!
「ねぇ、俺の性格気付いた?」ボソッ
亜「…あ、うん」
なんていうか、コイツへの返答にすごく困る。
「じゃあ、分かるよね?降参しろ」ボソッ
ギリッと更に手を強く握り言われる。
手、痛いから離してくれ…
「返事は?」
そりゃ、もちろん…
亜「嫌だ」
俺の出来る限りの力で手をふり払う。
あーあ、俺のおててが赤くなったよ( ´・ω・`)
コイツ、なんて奴だ!
「へぇ、意外に力あるんだwまぁ、確かに不良名乗ってだけあるね」
えっ、俺、不良って名乗ってた記憶ないんだけど…?
亜「…噂?」
「廊下で俺は不良だ!って言いながら歩いてたんでしょ?」
俺、そんなやばい奴になった記憶ないんだけど…
亜「…誰、情報?」
「俺、情報!」
めっちゃドヤ顔で言われた…
前言撤回!
コイツがモテるわけない!
これ、ウザがれるやつだ。
黒い奴でもない!
完全なアホだ。
だから、D組なんだよ。
てか、俺はコイツに不良だって思われてるんだよね…
なら、不良とやらを演じるのも悪くはないかもなぁ…
俺は騎馬の人に話しかける。
亜「…出来れば目つぶってくれますか?あと、自由に動きます」
「あ、はい。了解です」
了解もらったってことで…
俺は不良とやらを演じてやろう!
俺はスッと右脚を引き上げる。
何故か周りで謎のどよめきがあがったのは無視しとこう。
引き上げた右脚で相手の肩を若干蹴るようにして、のせる。
蹴ったのはもちろん、俺の手を握りしめたお返し♪
押すのはダメって言ってたけど、靴下も着替えの一部だから大丈夫なはず!
そもそも押してない!
蹴っただけ←
だから、俺は悪くない!
亜『で、不良の俺に喧嘩売っといてただで済むと思った?』
腕を組み、相手を睨めつけ…
英語で言う←
………。
自分でやってて、ものすごく恥ずかしい…
なんで、こんな事しなきゃいけないんだよ(´・ω・`)
あんな事、大勢の前で日本語で言えるわけないじゃん…
目の前の奴は頭にハテナうかべてる。
「俺、英語わかんないから日本語で言って?」
………。
コイツ、アホだった…
めんどくさ!
俺は肩に押し当てていた脚をスッと相手の頭上に上げる。
もちろん、寸止めするよ?
そのまま、下ろそうとした時…
ブワッと風がふいて、セーラーがめくり上がる。
おへそが見えて、更に上へ…
ちょっ、そんな事起こるとか聞いてないし!
俺は慌てて、足を引き下げ、セーラーをなおす。
なんで、こんなタイミングでふくんだよ…
せっかく、終わらせようとしたのに…
『これはすごいタイミングの風でしたね!3組目はCチームのダウンにより、Aチームの塑色様のチームが勝利となりまーす!!』
えっ、俺の勝ちなの?
俺は目の前を見る。
騎馬は鼻血をだしていて全体的に血だらけで地獄絵図…
騎手は気絶してる…
えーっと、何があったの?
うーん…
まぁ、勝ったからいいや!
俺は騎馬をおりて、ユーのいるAチームの場所へ向かう。
柚「そー君、お疲れ様w」
亜「…ありがと」
柚「にしても、すごいタイミングの風だったねwまさか、あそこまで服がめくり上がるとは思わなかったよw」
亜「…そんなにめくり上がった?」
柚「うん、これくらいw」
そう言って、ユーは自分の身体であらわしてきた。
おへそのよりさらなる上の位置。
………。
柚「スクリーンにそー君の乳首がドアップでうつってたよw」
俺、今ね、すごく泣きたい気分…
てか、泣いていい?
柚「あっ、あとね、ほとんどの人がいなくなっちゃったよw」
俺もいなくなりたい。
ここから一瞬で消えたい…
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