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その後…
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亜「…ねぇ、実哉、待って!」
実「なんや?」
亜「やっぱり一回お風呂入ろ?砂埃とか汗とかさ…」
実哉の部屋のリビングの絨毯の上に押し倒されてる俺は押し倒してきた実哉を見上げて言う。
実「せやなぁ……」
実哉が少し考え込む。
すると何を思い立ったのか俺の上から実哉が退けたかと思ったら、いきなり俺を横抱きで抱き上げてきた。
亜「ちょっと、実哉!?」
実「暴れたら落とすで?w」
落とすなんて言われたから俺は思わず実哉の首に腕を絡める。
実「別に本気で言ったわけじゃないで?w」
亜「…し、知ってるよ///」
自分がやった行動がなんだかはずかしい…
亜「…どこ行くの?」
実「どこって、風呂はいるんやろ?」
亜「…そうだけど…まさか、このまま?」
そう聞くと実哉はにっこりと笑ってきた。
………。
もう、俺知らない…
風呂にて…
実哉足の間に座り、俺は湯船に浸かっていた。
実「亜芦、髪の毛切ったん?」
後ろに一纏めにした俺の髪の毛を実哉が触りながら言ってくる。
亜「…ユーに切ってもらった」
実「せやろうな、いつもと毛先がちゃうからなw」
亜「…どういう事?」
実「いつも毛先適当になってたからやwこれ綺麗に毛先も整えられとるw」
俺、そんなに適当に切ってたのか…
亜「…今度からはちゃんと切る」
実「美容院行けばええんやないか?」
亜「…予約とかどういう風に切るとかいちいちめんどくさい」
実「……まあ、亜芦やしなw」
最初に間があった事については俺は一切何も言わないからね!
俺はふとある事を思い実哉の方に体ごと向く。
実「どしたん?」
亜「…うーん」
膝立ちになり、しっとりと濡れている実哉の髪に手を伸ばす。
実「俺の髪の毛、そんな気になるんか?w」
亜「…濡れたり暗い場所にいると茶色なのに太陽の下とか光の強いとこだと金色になるから不思議だなって」
実「そやろうか…小さい頃は完全に金髪やったしね。まぁ、俺は気にしてへんからええけどw」
亜「…うーん」
特に意味もなく俺は実哉の前髪をかきあげる。
緑色の瞳が俺を覗き込んでいた。
一度瞬きをし、再び開くとうっすらと目を細めて笑いかけてくる。
亜「…////」
それを見て、全身の体温が上がった気がした。
照れた顔を見られたくなくて実哉の肩に顔を埋める。
実「亜芦、こっち向いてやw」
俺の頭をポンポンと撫でながら言ってくる。
仕方なく、俺は顔を上げて再び実哉を見る。
すると、腰に片手をそえられ、もう片方の手で頭を引かれると、ぐーんと実哉の顔が迫ったかと思うと、そのままキスをされる…
亜「…ん」
実「亜芦、口開けて」
薄く口を開くと、実哉の舌が侵入してくる。
亜「…んん…ふ…ぁん…ぁ…」
舌を絡めとられ、歯列の裏をなぞり、舌を軽く吸われ、上顎を舐められる。
しばらくの間、いいようにされた後、やっと解放される。
上がった息を整えていると、実哉が俺をまた横抱きで抱き上げてきた。
亜「…ん、実哉…何してるの」
実「あんまり入りすぎると逆上せるやろw」
浴室を出て、大きなバスタオルを1枚、俺のお腹の上に置くと、そのまま洗面所を出た。
あっ…。
亜「み、実哉、床濡れてる!」
実「せやなぁw」
肩越し濡れた床を見た実哉だが、かまわず再び歩き出す。
…………。
ある部屋に辿り着くと中に入る。
ある部屋…寝室。
俺はボフッとベッドの上に下ろされる。
とりあえず、よく分からないけど俺はバスタオルで顔を隠した。
実「亜芦、もう待ったはなしやで?w」
顔隠していた、バスタオルが取られる。
亜「か、体濡れてるからベッド濡れるよ!!」
ベッドに腰掛けながら実哉が…
実「それがどしたん?対して、問題ないやろ」
めっちゃ真顔で言われた…。
亜「…もう、俺知らない」
とりあえず、俺は顔を背けてそう言う。
実「なんやそれw」
亜「…別に///」
俺を覗き込む実哉が…
髪の毛から滴る水がツーっと実哉の鍛えられた身体のラインを描く。
エロすぎる…
なんか、もうほんとに無理…
実「亜芦、大丈夫やで。ちゃんと、優しくするから、な?…多分やけど」
俺の頭を撫でながら実哉が言ってくる。
ねぇねぇ、俺の聞き間違えだと思いたいんだけどさ…
亜「…多分…」
俺は実哉を見る。
実「多分やなw」
ニコッと実哉が微笑んで言ってくる。
もう、これ俺の手には負えないやつだね…
目を閉じ、ハァッと一つ息をついて目を開ける。
亜「…実哉になら何されたっていいよ」
自然と微笑みがでる。
実「その笑顔は反則やろ?w」
ギシッと音を響かせながら実哉が俺の上に覆い被さってくる。
亜「…なんのことだか」
俺は肩をすくませてこたえる。
実「まぁ、亜芦やしなw」
実哉の顔が近づいて来る…
俺はそっと目を閉じた。
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