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4人で
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実哉の膝の上に頭をのせて俺はぐだっと寝転がっていた。
そんな俺に対して実哉が俺の頭を撫でてくる。
隣でも同じようにユーの膝の上に頭をのせて寝転がってぐだっとしているイクがいる。
若干、眠い。
やったあとのせいか、身体がダルくて腰が重くて動く気が起きない。
徠「そういえば、なんでそー君、蘭羽って呼ばれてるの?☆」
あー、そんな事、聞いてたね。
蘭「…家の後継ぐ事にしたから塑色亜芦から美空島蘭羽に名前を元に戻したからだよ」
ふぁっと欠伸をしながら応える。
徠「その割にはギリィ、すごく慣れてるように名前呼ぶよね?☆」
実「まぁ、小さい頃に一度会っとるし、メールとか電話しとったら慣れるやろw」
徠「えっ…俺、そー君に連絡しても繋がらなかったよ?☆」
あぁー…
俺はゴソゴソとポケットからスマホを取り出す。
蘭「…スマホ変えた」
徠「言ってくれればよかったじゃんか☆ギリィに教えてるんだし☆」
蘭「…実哉の番号しか思い出せなかった」
柚「そー君、ギリィの事大好きだねw」
静かに話を聞いていたユーがいきなりそう言った。
蘭「へっ…あっ/////ちが…///」
実「違うん?w俺は蘭羽の事、大好きやで?w」
俺の事を覗き込んで実哉が言ってきた。
蘭「いや、違くないけど…///」
赤くなった顔を見られたくなくて手で顔を隠す。
明るかったはずなのにいきなり、暗くなったかと思えばチュッと実哉がリップ音を鳴らして手にキスをしてきた。
蘭「実哉?」
手を離して、実哉を見る。
実「ちゃんと、蘭羽の声で聞きたいなぁw」
蘭「えっ…」
柚「そうだなぁw僕も聞きたいなぁ、イクw」
徠「ん?」
思わず、俺はイクと顔を見合わせてしまった。
イクは体を起こすと、ユーにギュッと抱きついて…
徠「柚真、好きだよ。ずっと一緒にいてね」
柚「僕も徠楠の事、好きだよ。一生離さないから安心して」
イクは顔を上げて、チュッと触れるだけのキスをユーと交わした。
ニッとイクは笑ってピースをしてきた。
なんか、負けた気がして嫌だ。
俺も体を起こして実哉の方を向いて立つ。
蘭「実哉、好き。愛してる。もう、どこにも行かないで一緒にいて」
そう言って、ガバッと抱き着く。
めっちゃ心臓バクバクしてる。
実「俺も好きやで、蘭羽。愛しとるよ。ずっと一緒におるよ」
ギュッと実哉が抱きしめ返してくれる。
少し離れてチュッとリップ音を鳴らしてキスをする。
実「蘭羽、しゃがんでや」
蘭「…?」
俺はその場にしゃがむ。
右手を取られて、薬指に何かをはめられる。
指輪だ。
綺麗な色の石がはめ込まれた指輪。
光の角度で色が変わる。
実「ペアリングやで」
実哉がほれっといって右手を見せてくる。
蘭「実哉、ありがとう。嬉しい。それにすごく綺麗」
にっこりと笑って俺は言う。
実「いいえw大学卒業したらちゃんとしたの二人で買いに行こうな?」
蘭「うん!」
コクンと頷いて俺は返事をする。
柚「それ、いいねw4人で買いに行く?w」
徠「男4人で指輪買いに行くのはまずくない?☆」
実「蘭羽とイクが女装すればええやろ?w」
蘭・徠「えっ…」
柚「それいいねwそしたら、男女4人で指輪買いに来ましたってなるだけで自然だしねw」
俺とイク、顔を見合わせる。
二人して肩をすくめたのは言うまでもない。
この二人はやると言ったら必ずやる人間だ。
俺とイクに拒否権はない。
柚「じゃあ、とりあえず寮に戻ろうかw」
実「せやなw特に蘭羽とイクはシャワー浴びなw」
柚「そうだねwちゃんと、中の出さないとお腹壊すからねw」
実「あと、寮戻る道中垂れないようせなあかんでw 」
柚「お尻しめて歩かないとねw」
徠「そもそも、なんでローション持ってて、ゴム持ってなかったの!?☆」
柚「そりゃあ…ねぇw」
実「中出しする為やろ?w 」
この二人にデリカシーていう言葉はないのかな…
この後、俺とイクが苦労したのは言うまでもない。
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