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番外編 遊園地に行ってみた5
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入場口を抜け中に入れば…
人口密度高っ…
徠「皆であれつけよ☆」
イクが指さして言ったのはここの遊園地のマスコットキャラクターをモチーフにしたカチューシャや被り物やアクセサリーが売ってるお店だった。
実「ええでw」
柚「いいよw」
実「蘭羽もええやろ?w」
な?と実哉が笑顔で話しかけてくる。
蘭「…あ、うん」
なんか実哉の顔を見るのが怖い。
お店に行き、4人でお揃いのカチューシャを買った。
いい年した男四人が同じキャラクターのカチューシャってなかなかに目立つ気が…
柚「なんか乗りたいのある?」
徠「あれ乗りたい☆」
実「ええで」
蘭「…うん」
実・柚・徠「え!?」
蘭「え?」
イクが指さした方向を見ずに適当に返事した俺は皆の声に顔を上げて同じように声を上げた。
俺、うんって言っただけだよね?
首を傾げるとイクがもう一度指さして、あれだよって言ってきた。
俺はそっちに視線を向けると、すごい勢いで走り悲鳴の上がるジェットコースターがあった。
うわぁ…
実「蘭羽、ほんとに乗るんか?」
蘭「…の、乗らない!下で待ってる!」
首をブンブン振って俺は慌てて言う。
実「なら、俺も待ってるでユーとイクで行ってきてええで」
蘭「…え?折角なんだし、実哉乗ってきていいよ。アイスでも買って待ってるし」
小さい子供じゃないんだし!
実「でも、心配やから…」
蘭「いいから!」
俺は実哉の背をグイッと押して、前にすすめる。
実「ほんとに行ってくるで?」
後ろを振り返りなおも俺を見ながら実哉が言ってくる。
実哉は俺を幾つだとおもってるんだ!
蘭「…うん」
俺はコクコクと頷くと実哉はやっと諦めたようでユーとイクと共にジェットコースターの列に向かって歩き出す。
そんなに離れてなくて会話聞こえてきた。
徠「多分、混んでるからギリィの隣、知らない人が乗るね☆」
柚「だね。一人で乗る人かもしくは奇数の人かな」
実「せやな」
徠「あ、前の人、女子3人組だからあの中の一人かな」
女子?
ふと、さっき女の子達に囲まれてるユーと実哉の姿を思い出し、俺は思わず走り出していた。
蘭「やっぱり乗る!!!」
実哉に突進する勢いでここが外で人が多いと言う事も忘れて抱き着いて、そう言った。
実・柚・徠「え!?」
そして、さっきと同じ反応が返ってきた。
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