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虚しいorz
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亜芦だよ。
命の危機が迫っているよ。
俺はどうすればいいと思いますか。
1、逃げる
2、逃げる
3、逃げる
4、逃げよ!!
俺は…
逃げよ!!。。。ミヽ(。><)ノ
ガシッ
デスヨネー。
普通、捕まえられますよね(;´∀`)
もの凄ーく逃げたい。
いや、逃げ出したい。
掴まれた腕…振り払えない…
俺ってこんなに握力なかったっけ!?
………。
転校生よ。
手を離しておくれ。
そして、背後にある黒いオーラ消して下さい。
実『なんで、逃げるの?話は終わってないよ黒笑』
亜『…命の危機を察知したからです』
実「俺、何もしてへんよww」
なんで、そこ日本語?!
でも、今のはなんとなく理解出来た。
亜『…思いっきりしてるよ!!』
実『通じたの?』
亜『…基本は分かるよ!!』
実「なんや、面白くない」
面白いもクソもあるかっての!!
てか、さっきのセリフ…
実『さっきの返事は?』
亜『…嫌だ』
実『じゃあ、これ返さなくても良い?』
転校生が片手に持っていたものは…
俺の眼帯。
慌てて片目を隠す。
実『残念ながら見えてないから大丈夫だよ。そのかわり…』
そういえば、右側の前髪長かったもんな。
じゃなくて、そのかわりって…
スッと転校生の手が伸びてきて、何をするかと思えばマスクをとられた。
返せって言う前に口を塞がれた。
口で…
抗議しようと思い口を開いたら舌が入ってきた。
そのまま俺の舌は絡みとられ歯列の裏をなぞられたりして頭がふわふわしてきた。
亜「…んッ…フッ…ンッ」
飲み込みきれなかった唾液が口の端から流れる。
あー、ヤバい。
何がヤバイかって。
酸欠になりかけてるってこと!!
だから、俺は転校生の背中を叩いた。
案外、簡単に離してくれた。
離してくれたのはいいんだけど…
腰抜けた。
くたりと転校生に倒れ込む。
実「おっと!」
くっそー!!
簡単に抱きとめやがって!!
亜『…ハァ…ハッ…なにし…が…る…』
実「そんなんで睨んでも怖かないで」
亜『…?』
実『コレで付き合う事決定な』
そう言って見せたのはスマホで撮られた俺のキスが終わった後すぐの写真だった。
いつ撮ったんだよ!!
それに、ただの写真ならいいさ。
これは普通じゃない。
頬は紅潮してるし目は涙目だし…
自分で言ってて虚しいorz
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