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番外編…【イク&ユー】もしも…2
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*リクエストです…
もしも、ユーが嫉妬したら…
本編との時間の流れは別です…
ユーと呼ばれる柚真だよ。
今は教室に居る。
ちょうど、昼食の時間。
僕はいつも通り本を出して、読み始める。
何故かというと、イクは人一倍黒板に書かれたことをノートにうつすのが遅いから。
だから、のんびりと待つ。
数分後…
遅い!
それもいつもよりあきらかに遅い!
まわりを見渡してイクを探す。
居た。
けど…
先輩に廊下に呼び出されたらしく喋っていた。
それも結構モテるという有名な先輩。
見た感じ、仲良さそうに見える…
確かに、イクは童顔で可愛い…
二人並んだら絵になる…
すると、先輩がイクの頭を撫でた。
それに対してイクは照れながらも先輩に笑みを向けていた。
それを見て、僕はもやもやしてムッとした。
僕はイクと自分の弁当と飲み物を手に取るとイクと先輩がいる所に向かう。
そして、イクの手を強引に引いて歩き出す。
徠「わっ…ちょっ、ユーどうしたの!?☆」
こういう時、あらためて思う…
語尾の☆がウザイ。
徠「ねぇってばー!☆ユーどうしたの!?☆」
柚「早くしないとギリィとそー君が屋上で待ってる」
ギリィとそー君が屋上で待ってるというのは本当の事…
徠「それは知ってるよ!☆」
柚「じゃあ、何?」
僕は足を止めて、イクを見る。
屋上に行く道でそれもほとんどが学食もしくは購買に行ってしまった廊下では人気がなく、僕とイクだけ。
言い忘れてたけど、屋上は不良のたまり場っていうイメージがあるらしく屋上には皆寄り付かないんだよ。
屋上行くぐらいなら広場に行くってね。
徠「なんで、ユー怒ってるの?☆」
柚「別に怒ってないけど?」
いや、怒ってるか怒ってないかで聞かれたら怒っているかもしれない…
徠「嘘だ!絶対、怒ってる!」
あっ…
語尾の☆が消えた。
柚「証拠は?」
徠「しょ、証拠って…」
柚「無いでしょ?」
徠「け、けど…」
柚「ほら、行くよ」
再び、僕はイクの手を引いて歩き出す。
だけど、逆に引かれた。
柚「何?」
徠「なんで、怒ってるの?」
柚「だから…ハァ…」
徠「俺、なんか悪い事した?それなら、謝るよ!だから、俺を嫌わないで!」
あまりにも必死のイクに僕は笑ってしまった。
だって、僕の片手を両手で掴んで、それに上目遣いで僕を見てきて涙目で必死になってるんだよww
徠「な、なんで笑うのさ!?」
柚「捨てられそうになった、子犬みたいww」
逆に焦りだしたイクに僕はまた、笑ってしまった。
徠「笑うなって!」
柚「無理ww」
僕はひとしきり笑い終えると呼吸を整えた。
イクはぶすっと膨れて…
柚「なんで、拗ねてるのww」
徠「ユーが笑うからじゃん!」
柚「そうだねww」
僕とイクは屋上に向かって歩き出す。
徠「なんで、怒ってたの?☆」
柚「さー?」
徠「もしかして、俺が先輩と喋ってたから?☆」
柚「さー?」
徠「何それ!?☆いや、でも待てよ…ってことは…」
いきなり、考え出したイク。
そして…
徠「分かった!☆俺と先輩が仲良さ気に話してたから嫉妬したんでしょ!☆」
多分、今音で例えるなら…
ピシッかな…
柚「ねぇ、イク」
徠「な、何?」
柚「後で、覚えといてねww」
徠「えっ?ちょっ…それどういう意味!?ねぇってばぁ…」
柚「僕より先に屋上に着いたら教えてあげるww」
徠「そんなん…無理に決まってんじゃん!☆」
柚「やってみなきゃ、分かんないよ?はい、よーいスタート!」
徠「あっ!ちょっ…」
結局、僕が先に着いて…
柚「イク、相変わらず足遅いねww」
徠「うるさい!☆」
柚「ゴメンネー!遅くなって」
実「ええでww」
亜「…平気」
柚「ほら、イクも」
徠「ゴメーン☆」
亜「…ウザイ」
実「さすが亜芦やなww」
そして、僕たちは昼ご飯を食べ始めたのだった…
※作者です…
いきなり、番外編をいれてホントにすみませんでしたm(_ _;)m
次は本編に戻ります…
それではでは(。・ω・)ノ゙
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