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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
公園4
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《ナルトside》
ナ「あぁ、またな。」
―――シカマルの背中が小さくなって見えなくなる。
シカマルの言うことは正論だ。
次にサスケと会うのは木の葉の忍びとしてか、…それとも友としてか。
今はまだ遠い空の向こうを見つめるばかりでハッキリしない。
サスケ、お前が今もここにいたら、俺達どんな風だったんだろうな。
帰る間際に振り向いたシカマルの顔が浮かぶ。
不思議と安心できる。信頼できる奴だと心から思った。
サスケが本当に木の葉の敵になるまでは、きっと全力で取り戻そうと
してくれる。シカマルだけじゃない、皆、前とは違うんだろうな。
「…しっかし、シカマルってば、あの横顔は俺でもドキっと
したってばよ。絶対女の子泣かしてるな、あいつ」
――少し吹き出しながら足は公園の出口へ。
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