アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
帰り道
-
《シカマルside》
アイツ、中身も変わったみてーだな。
心が強くなった。
サスケを連れ戻したい、その一心でアイツは今生きてる。
その意志の強さと、空とおんなじ青い瞳に見入っちまった。
ーーーーー『シカマル、ありがとう』
…フ、なんで礼なんか。
サスケは同期、俺の中ではそんなものだ。
だが、出来るなら里に戻る道を俺も願う。
お前のその想いがヤツに通じるといいけどなぁ…。
おかしな話だぜ。あんなにケンカばかりしてた二人だったのにな、
ナルトは必死にアイツを求めてる。
「何がいいのかねぇ~」
…アイツの。
サクラのためか?
まぁスリーマンセルでやってきた仲間には、特別な繋がりは感じるが。
俺にはそれ以上の特別な意味を感じるぜ。
ーーーー『シカマルに助けてもらうと思うんだ』
俺に向けた、その表情、落ちついた笑顔、瞳。
頭から離れねぇ。なんだろーな、この気持ち…わかんねー。
ナルトの見た目が変わっちまったからか?
噂してた奴らの言うことも頷ける。
確かに綺麗になった。空を見上げる儚い横顔が何とも言えねぇ。
「って、アイツは男だぞ。」
いつのまにか自宅の前だった。
我に返ったようなシカマルだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 147