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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
任務終了後13
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「俺の悩みも、そんな感じだぜ…?」
「でもシカマルは解決したんだろ?」
「今な」
「………今?」
「あぁ。お前が解決のきっかけ。」
「俺?なんで俺…?」
「……さっき、お前に脅えられてショックだった。」
「っごめん。シカマルが怖いんじゃないんだ、それわ…」
「あんな風な顔をお前にさせた奴が憎い。」
「………え」
「お前が、俺だけ避けるような態度とったり、お前が他の男にじゃれてるの見んとイラつく。」
―――ナルトの蒼い瞳がシカマルを捕らえる。
シカマルはナルトの頬に手のひらを添える。
ピクッと体が揺れるナルト。
「…お前に触れたいと思う理由が見つからなくて。
探してた…。でもわかったんだ。」
「し、シカマル」
―――ナルトは顔が熱くなるのがわかった。シカマルの手が触れてる頬がジンワリして。恥ずかしくなって、うつむき加減になる。
「…お前 が気になって仕方がない。頭から離れない。
お前を思うと胸が熱くなる。心臓がうるさいんだ。」
―――ナルトの顎に手をかけ持ち上げる。
月明かりに照らされて、よく見えるナルトの表情。
切ないような、恥ずかしいような、色っぽい瞳がシカマルをみる。
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