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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
任務終了後15
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「別に一緒にいるってわけじゃねぇよ。仕事がらみでしか関わらねぇ。それに、テマリと付き合ってるとかいう噂があるのは知ってる。ちょいちょい聞かれるしな。全く見に覚えがないことなのに参るぜ…。」
「じゃ、じゃぁ…彼女いなかったってことなのか…」
「お前なぁ、俺が二股かけるようなやつだと思ってたのか?
んな、面倒くせぇことするかよ」
「ご、ごめんってば。…だって彼女いると思ってたから、色々考えちまったし、シカマルかっこよくてモテそうだし、俺みたいなやつ…。」
「まぁ、簡単に人に言えることじゃぁないよな。
男同士って壁が自分の気持ちを見えなくしていた。
誤魔化してた、恋愛なんかじゃないってな。だから、それ以外の答えを探してたんだろうな。でも、正解がどれかなんて…わかってた。
確かめたくて、お前と二人きりにりたかった。」
「シカマル…」
「好きって言葉にすると正直しっくりくるかっつーと、そうでもねぇ。
時間をかけてお前と接して愛情を確認してから、こんな風に言うべきなのかもな、本当は。だけど、止まんなかった。我慢できなかった。
だから、お前に、キスしちまった。」
―――――ナルトはシカマルの肩に顔を埋める。
「……夢。見たんだ。」
「夢?」
「うん、里に帰った時かな。
最初サスケが出てきて、なんか怖くって。
だけど、気づいたら優しく抱き締められてキスされてたんだ。
……………………シカマルに。へへ……なんか夢と一緒だったから。」
「……なんだ、そういう夢だったわけか、なるほどね。
通りでお前、真っ赤になったり、ひっくり返ったりしてたんだな。」
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