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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
⑪シカマルside *
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「はぁ、はぁ……やりすぎちまったか…。わりぃな…」
―――ナルトを抱き抱え、浴室へ行く。
ナルトの体内のものを処理しなければならない。
蕾に指を入れ、掻き出した己の体液を見て思う。
ナルトと抱きあっていると冷めることのない熱。
どうしようもねぇ奴になっていくのが分かる。
失神させるほどヤるって…、俺は獣かよ…
こんなに…ナルトに執着してしまって。
いざ俺の側からあいつが離れてしまうことを想像すると、どうしようもない喪失感に襲われる。
「もう、離れらんねー…。いや、離したくない…か。」
ナルトも、きっとそう想ってくれていると思う…。
―――ナルトの体の雫を素早く拭き取り、ベッドへつれていき寝かせる。
「ナルト…。」
頭の片隅に、本当は悩みが1つある。
常々、お前はサスケの名前を口にする…。
救いたいと思っているのは知ってる。
だけど、あまりにも追い求めるもんだから…
気になっていた。
でも、お前と過ごしていくうちに、抱き合っていくうちに、愛情が深まるにつれて不安へと変わっていくのを感じた。
もし、サスケがお前を求めることがあれば、お前はどう応えるのか…。
サスケを追い求めるナルトの想いが強ければ強いほど、俺はサスケに嫉妬していく。
ナルトを繋ぎとめたいと、いつしか思うようになった。
俺は、ナルトを信じていないのか…?
自信がないだけなのか…。
この勝手な想像が、本当に想像の中で終えることを、今は願うことしか出来ない…。
―――ナルトの頬に唇を落とす。
シカマルもナルトの横に添い寝し、手を握る。
今は穏やかな寝顔を見ながら眠りにつきたい…。
そうして、目を閉じた。
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