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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
。°。°。°夢から覚めて②。°。°。
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「……なぁ、額に汗……どうした?」
「え、あ、これ…。………ぇと、夢見てたら…」
「どんな夢…?」
―――なんだか、言い出しずらい。しぶっていたけど、やはり言うことにした。
「………サスケの夢…。」
「………………。そうか、……それで?」
「それでって、…別に何も。
ただ、ちょっと怖かった…かな。睨まれてたような感じだったし」
「そっか……。そりゃ、怖かったな」
―――シカマルが、ギュっと抱き締めてくる。
俺はシカマルの腕のなか、胸板に顔を寄せる…。
「……シカマル?」
「初めて、キスした時のこと覚えてるか…?」
「ぇ、……うん。公園で…。」
「あの時、お前夢に俺が出てきてキスされたって言ってたな」
「…うん」
「その時、確かサスケも出てきて…、怖かったとか何とか言ってたが、それはどんな夢だったんだ…?」
―――ビクっと、手が震えた。
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