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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
°。°。°夢から覚めて⑨。°。°。~シカマルside~
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「………ナルト、悪い。」
――嫉妬から、聞き出した夢話。
辛い顔させてるのは………俺か。
無理矢理、聞き出した。
ナルトは話すのを、嫌がってたのに。
「シカマル…?」
「怖かったんだろ?…なのに、そんな思い出したくもねぇ話、無理矢理させて、悪かった。」
――ナルトを抱き締める。
「……シカマル、あやまんな。
怖いだけじゃ、なかったし。暗闇の中で、抱き締められたんだ。
そしたら震えが止まって。すごく安心したんだ。
そんで、優しくて、あたたかいキスしてくれた。
…それは、シカマルだったんだ。」
「っ……」
「なんで、サスケとかシカマル出てくんのか…訳わかんねぇよな。
でも、あの優しいキスしてくれたシカマルが頭から離れなくて、
ずっとモヤモヤしてて、気付いたら…、シカマルのこと、好きになってたんだってばよ」
――胸が締め付けられそうだ。
正直…、嬉しい。サスケばっかりに意識がいっちまってたが、
ナルトは、俺のことも…。
「だから、怖いばかりの夢じゃなかった。
シカマルの温もりに触れた夢でもあるんだから。
…まぁ、でもこんな内容、お前には聞かせたくなかったんだ……んっっ!!」
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