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ー悪ー
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その夜、薄い布団の中に入り、泣いていた
新人は一番隅のトイレの近く
トイレには扉など無い
要するに、ここにはプライバシーなどないんだ
そして・・・
夜中に口を塞がれ、無理矢理犯された
叫んでも誰も来てくれなかった
抵抗しても、両手足をがっちりと掴まれていた
信じられない・・・刑務官は気付いているはずなのに無視なんだ
「こいついいぞ」
「早く変われ!」
「女よりいいんじゃね?」
もう抵抗する気もない
大人しくしていればすぐ終わる
入れ替わり俺を犯し続けた男達が眠り、漸く俺も眠りにつく事が出来た
屈辱感しかない世界
でも俺が決めたことなんだ
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