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Just want…1
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達哉さんに連れて行かれたレストランは、思ったよりもカジュアルで店員さんも気さくだった。
料理も美味しいし、俺はさっきの淫蕩な夢の出来事なんてすっかり忘れて、目の前のピッツァにかぶりつく。
久しぶりにこんな美味いの食べたなー、なんてパクついてたら達哉さんの視線を感じた。
「ねぇ、食べる姿ってエロいって言うけど、あれってどうしてだと思う?」
「えー何それ」
「食べる動作そのものが全部エッチの時にする行為と同じで、ついそれを連想しちゃうんだって」
達哉さんはそう言ってからくすりと笑い、俺の唇の端をなぞった。
その指先は至極当然と言うように達哉さんの舌で甜められる。
「慌てないで食べなさい? 蜂蜜がついてたよ」
「……っ、口で言ってよ! バカなの?」
あー仕草のエロさは達哉さんの方が断然上だと思うんだけど、どうしたら気付いてくれるかな??(真顔)
「あっ、ヒロ。忙しいところありがとう」
達哉さんのナチュラルなエロに悶々としていると、不意に誰かがこちらのテーブルに近付いてきた。
達哉さんが呼んだのかな、なんて悠長に構えていたら背の高い、いかにも雑誌に出てきそうな風貌のシェフが……
「こちらはここのオーナーシェフで僕の上司でもある、北山優斗。週末だけ趣味で実家の手伝い兼ねてキッチンに立ってるんだよ。美味しかったでしょう?」
って今一番会いたくない人キター!!
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