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#49
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机に伏せてウトウトしていると、でかい声に叩き起こされる。
「はよーっ!て、茜早くね?」
「っ!?……ぅるさぃ」
分かりやすいくらい大袈裟にビクッと驚いたから、望に笑われた。
「望のせいだろ…」
ムスッと不貞寝しようとしたら、望がまた大きな声で話しかけてきた。
…が、無視した。
そのまま眠りの世界へと旅立とうとしていると、不意に大きな暖かいものが頭の上に乗った。
あぁ、誰の手だろ…気持ちいい…
その暖かさに安心して、一気に意識を手放した。
望 side
ちょっと待ってよ!
茜ひでぇんだけど…泣
まぁなんか眠そうだから放っといてやるよ
鞄を机の横に掛けて、茜の方を向いて椅子に座った。
背もたれに肘を置いて、茜の寝顔を見ていると、なんか頭撫でたくなって、ポンっと手を乗せると、一瞬だけビクッとなったけど、優しく撫でてやると、柔らかい表情で時々微笑んだりした。
あぁ〜可愛い。皐月先輩達が見たら発狂してんだろうなぁ…
あ、いい事思いついた。
パシャッ
ふふっ、今の俺の顔ヤベェだろうなぁ♪
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