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神様のプレゼント3
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「はい、けってーい!
じゃあ戻る時の注意事項ね。
その1、戻る期間は2週間。その期間は延長も短縮もできません。
その2、事故は必ず起こります。道を変えても違う行動をとっても、事故には合う。
その3、経験した2週間と行動、出来事が全く同じとは限らない。
ここまでおっけーかな?」
「んーその3がわかんない」
「簡単に言うとあれだよ、あれ。
漫画とかで過去に戻るとさ、自分が経験した時間と全く同じことが起きて同じことを言うじゃん?でも必ずしもそうじゃないってことだよ。相手の行動が違ったり、話す内容が違ったり、ね。だから株とか競馬とかニュースとかの未来予知的なことはできない。」
「あー。なるほどね。わかった。」
「じゃ、次ね。願い事の注意。
その1、願い事は1つだけ。それを聞くのは最後の日最後の瞬間。
その2、自分の生死は左右できない。
その3、神様にはなれません。
その4、時間操作もできません。
このくらいかな。うん。」
「なるほど。わかりやすいね。」
「あ、あと大丈夫だとは思うけど
一応言っとくね。もし人を殺したりしたらその時点で要くんはTHE END。願い事を言う権利真っ白、すぐ地獄行きだからね。」
「ま、それは大丈夫だわな。」
「よし、じゃ2週間たっぷり悩んでね!
...悔いの残らない願いを、考えて。」
なんて聞いた瞬間。
白い空間の床に黒い穴。
そこは自分が座ってた場所で
気付いたときには落ちていて。
「...っ! うわ!うわうわうわうわ!!!」
ひゅー なんて音がして落ちてった。
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