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猶予7
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「うわっ!ゆう?!ゆうじゃん!」
「うるせーよ。近所迷惑。」
「どしたのどしたの?何かあった?」
「お前ばかだからもういいや。何となく来ただけだよ。何かしてた?」
わかってるよ。心配してくれたんだよね。
ほんと、だいすき。
「なんもしてなかった!あ、あがる?」
「あがんない。明日も学校だろ。行けなくなるだろ。」
にやっと言われて、自分で顔が赤くなるのがわかった。
「そ、ゆう、意味じゃ、なかったん、ですけど...!ばかえろ!」
「ふーん。ま、いいや。その辺歩く?」
「うん!!!」
ゆうは手を繋いでくれて、俺は夜の散歩を楽しんだ。ぶらぶらと話しながら歩いた。
「ちゃんと寝ろよ。おやすみ。」
「うん。おやすみ。ありがと。」
ちゅ、と触れるだけのキスをして
ゆうは帰っていった。
だめだなー。
どんどん好きになる。これ以上まだ好きになれるんだな。すごいわー俺。
なんて考えながら俺は眠りについた。
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