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残された日々5
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本日は7/30、ただいまお昼でございます。
俺の人生は7/31まで。
ふむ。
あと1日ともなると。
逆に落ち着くというか、なんというか。
何をしたらいーのか、わかんない。
明日の用意はした。
水着でしょーシャチでしょーお金でしょー
うん、完璧
ふむ、と考えてると毎度のことながら見計らったように歌いだした携帯電話。
着信:長谷川祐介
「もっしもーし!ゆーうーくーん!」
「もしもーし。お前いまどこ?家?」
「ん?いま?家だよーどしたのー?」
「そ、じゃあ待ってろよー」
「んん?うん?うん。」
はて、と思いながらしばらく待ってるとピンポーンとチャイムが鳴った。
「はーい。はいはい」
出るとそこにはもちろん、ゆう
「よ。」
「よ、じゃないよー!どしたの?急に!」
「ん?いやーべつに。なんとなく、来た」
なんとなくってのが堪らなく嬉しくて
思わず玄関でゆうに抱きついた。
「おわっ、なに、どした?」
「んーん!ふふ!ゆう!俺、やっぱゆうが好きだわ!いちばん!」
「ばーか、なんだよ急に。明日プール行くんだろ?脱げなくなるぞ?」
「っそれは!だめっ!だめだよ!」
「ふっ。わーかってるよ。」
あーあ、このバカップルみたいな会話。
幸せすぎて泣けてきそう!
あー!だいすき!ゆうだいすきだよ!
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