アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
溢れる 2
-
兄ちゃんの首筋に顔を擦りつける。
すると考えたくないけどさっき迄の名残かなにか、兄ちゃんの口から甘い吐息が溢れた。
「..ンッ..」
それさえも憎たらしい。
そのまま離れようとする身体を更に抱き込んで
首につけられた真新しい赤痕に唇を押し付ける。
「や...な、おっ..!」
だろうな、いくら兄ちゃん大好き弟っていってもこんな事したら驚くだろ。
滑らせて、吸い付く、場所を変えては吸い付いて舌でチロッと舐めてみた。
頭が茹だって....あー興奮する...兄ちゃんの肌は滑らかで...
さっきまで抵抗してたのに、肩が上下して呼吸が乱れてる。
「ハァ...」
マジかよ?そんな声出して、弟に寄りかかって
いつからそんな、ゆるゆるになっちゃったの?
と思いながらも、オレも変に興奮してきて、ついつい調子に乗ってくる。
これオレのいけない所。
兄ちゃんのシャツをまくりあげ、手を差し込もうとしたら押さえられた。
そうして...
「ちょっと待てコラ..」
いつもより少し低めの、その声にビクッとする。
兄ちゃんを見ると目を細め意地悪い、なんか色気漂う顔で笑っていた。
ゾクゾクする....鼻血出そう...ブルッと身体が震える。とってもS臭がするんですけどっ。
「に、兄ちゃん?」
びびりながら、ぞくぞく、あ、多分オレってMの子だ。
「なに調子のってんの?おれは兄貴だぞ。こうゆう場合.....
されんのは...お前のほうだろ?」
....ん?なんですって?
えええ~~~ッ!!嘘ッ!
兄ちゃん、まさかの攻めなのっ?受けじゃねーのッ?
だって完全受け顔なのにっ!
そんで、戸惑いはねーの!?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 328