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彩は動物? 1
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昨夜の事をついつい思い出し、そわそわ落ち着かないったらない。
それでも平静を装って、着替えてメシを食ってたら兄ちゃんの顔が見るみる赤くなった。
やっぱり、ちょっとは意識してくれてんの?とか思って少し嬉しいオレ。
でも、
「直、ちょっと..」って呼ばれてまた洗面所に逆戻り。
兄ちゃんは頭をかきながら、
「いやーおれ昨日ちょっと悪ノリし過ぎたみたい。はは....でももう癖てかさ、身体が自然に動いちゃう?みたいな。」
....って何言ってんだ?
ほらソコ...って言われて鏡を見たら
首の鎖骨のちょい上に、でっけぇキスマークが!
なにこれ!オレぼーっとし過ぎ、全く気づかんかった、、
「今日はボタン留めといたほうがいいな」
兄ちゃんの指がボタンをつけていく。
うぐっ...キツいよ...普段つけないから、ふぅ...首..何か変。
.「直、苦しそ...くるしい?」
シャツをなぞる指...なんかえっちな感じ。
お?エロ発動か?
ちょっとドキド///
「ダメだな、その、期待してます!みたいな顔。」
つんっ...と唇を突かれ、むにっと摘まれる。そして親指が下唇をなぞり....。
「ん、にいちゃ...ぅ」
「あ、悪い、つい癖で」
指を離し、ペロッと舌を出す兄ちゃん。
癖?
他のヤツにいつもこんな事を?
身体が自然にとは?どんだけナチュラルに日々エロ事をこなしてんだよっ!!
「ほら、学校行くぞ」
チェッ....
しかし、兄ちゃん...スゲー吸引力なんだな....ダイソンもびっくりだよ....!!
そして、学校へ
途中から彩も合流するけど....こなきジジイみたいに引っ付いてくるから...
今日は襟がーー特に苦しいのにーー
いつもみたいにスンスン匂ってくるし
すると彩の足がピタッと止まる。
「....」
「なに?遅れるぞっ」
首を傾げる彩
「....違う...匂い」
「何が!?」
イライラするオレに
「お前じゃない匂い...する」
えーー?確かに昨日はあの後、シャワーとか入らないでそのまま
だけど...動物かよっ!
兄ちゃんが珍しくちょっとイラついた顔をして
「今日は直、少し疲れてるから...な?」
そして彩は学校着くまで、不審な眼差しをオレに向けてた。。
兄ちゃんの匂いがオレに移ってるって?うそーん。
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