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モテモテ
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放課後、彩と2人で同好会部室へ
部屋に入るとまだ誰も来ていない。
今日は何やら部活動として、部誌を制作する為の集まりらしい。
怪しい男達が集まって、淫らな行為にふける部だとばっかり思ってたけど..ちゃんと活動してたんだなと一安心。
毎年何人かは新入部員が入ってたみたいだけど、長続きせず、逃げるように去って行ったらしいから...あと不細工はお断りらしい...でも
男ばっかり5人の部にしては、綺麗に片付いてるよな
窓際には兄ちゃんがバイト先で貰ってきた花が飾ってあるし
ここ何年かで制作した部誌や資料、活動日誌なんかも整理整頓されてるし
花の水を取り替え、給湯スペースで電気ケトルに水を入れ、スイッチを押す。
戻ろうと思ったら彩が入り口に立っていた。
「どした?まだお湯沸かねーぞー腹減った?」
コクコクと頷く彩...ポケットに入ってる飴を差し出す。
「後で兄ちゃん達がなんか持って来るから」そう言って出した手を彩がぎゅと握った。
ん?どしたの?
「....ね、帰りおれの家来れる...?」
手を引かれ体が近くなる。
彩の目が熱っぽい...気がする。
またこのパターンかよ...
と慣れてきている自分が嫌だ。
「...またメシ作ってよ、それに....」
そして唇を耳に寄せて
「..直もまた..喰いたい..」
彩の目がオレを見つめて、なんだか視線もはずせなくて
あ..やだな..ちょっとドキドキ..
そのまま耳にキスされて、柔らかく甘噛みして離れていった。
「..来いよ..来るだろ?」
もう、なんか色々、いっぱいになっちゃって、首を上下にぶんぶん振って行くって返事をする。
彩は「ん....」って口にちゅとキスをして飴を口に放り込んで戻って行った。
オレは力が抜けてヘナッとなって
なんだよ...彩...色っぽいぞ..ッ
オレもなんでなすがままなのか....。
この前みたいにまた...?
なんかモテモテ?
彩も珱もどっちも男だけど、人生で1番、いや初めて誘われまくってる気がするぞ。。
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