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恋人同士からの第一歩 ※
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互いに気持ちを確かめ合ったあの日から、早2週間がたとうとしていた。
自分からキスするなんて自分が一番びっくりした。
だけど、あの時の気持ちの高ぶり方からの無意識な本能的行動だと考えたらそれはやはりそういう事・・・。認めざる得ない。
8月下旬になったというのに暑さは益々ひどくなるようで、夕方でも昼間と変わりないくらいに焼けるような暑さだったが室内はクーラーがきいていて涼しい。
「今日親居ないんだけど・・・来る?」と言われて今日はお邪魔している、平日の夕方。
親がいない、二人きり・・・・・・。
何度も上がったことのある幼馴染の部屋でベッドによしかかり、床に腰を下ろす。
「お待たせ」
「あぁ」
幼馴染は飲み物とお菓子が載っているお盆を目の前のテーブルに置き、そして後ろのベッドに腰かけた。
「・・・・・。」
「・・・・・・。」
こうして意識し合ってから密室で二人きりというのは初めてで、お互いになんとなくギクシャクする。
いつも二人きりの時に何を話していたか全く思い出せない。柄にもなく緊張しているのか手汗までかいてきた。
この沈黙をどうしようかと考えていた時、首筋に触れられた。
一瞬ビクリとしたがそのまま顎を掴まれ斜め後ろを向かされる。
覗き込むような体勢で幼馴染の顔が至近距離にあって、一気に耳が熱くなった。
近い近い近い!!キスされるのかと思った。
「ね、こっちきて」
「はっ?なに?うわっ・・・・・」
ベッドの上に引き上げられて、身体ごと覆いかぶさるように押し倒される。
唇が重ねられ、耳の裏をなでられた。
くすぐったい感覚にまたもやビクついたが、唇を割って入ってきた舌のせいでそれどころではない。
なんか変な気分になってくるし、頭がグラグラする。
「んっ・・・んんー・・・ぅ・・・、はぁ・・・は・・・」
「っ・・・、下・・・触っていい・・・?」
気付いた時にはすっかり硬く熱を持っていたそこを、デニム越しにスリスリされてピクッと反応する。
きつくて痛くなってきた前をゆるめたくて、自らフックを外してチャックを開ける。
下も触っていいかという質問に対してのOKサインととったのか、そのままデニムと下着に手をかけられ、膝まで降ろされた。
半勃ちの息子に直接触れられ、興奮が高まる。
上下にゆるゆると擦られるとすぐにソコは硬さを増して充血した。
「えろ・・・・・キスしてちょっと触っただけなのに・・・」
「おい・・・そういうこと言うのやめ・・・ぅっ」
先走った先端のぬるぬるを竿に塗りつけられて、少し強めにしごかれる。単調な動きではあるが、他人からの刺激だという興奮も相まって快感が増していく。
「はっ・・・、んっ・・・あぁ・・・っ・・・」
「・・・あー・・・好き・・・・・・かわいい・・・」
すぐ目の前には相手の顔があって、熱っぽく真っ直ぐに見つめられると自分だけ乱れている情けなさやら恥ずかしさやらで居たたまれなくなり顔を背ける。
顔を背けた途端耳の中にぬるっと舌が入ってくる感触がして、腰が跳ねた。
射精感が一気に高まる。
「あっ・・・、はぁっ・・・も、もうっ・・・いっ・・・」
「・・・イっていいよ」
「っ・・・ぁっ・・・!ぃ、く・・・あっ・・・!!」
耳元でお許しが出た瞬間、頭が真っ白になり溜まり溜まった快感と絶頂を迎えた。
そのあとも全てを絞り出されるようにしつこく竿をしごかれて、抵抗しようとしたらキスで黙らされたが、しばらくの間好きなようにさせてやっと解放された。
手早く後片付けをする幼馴染を見てボーっとした頭で言葉を紡ぐ。
「それ・・・どうすんの」
「俺はいいの。お前を気持ちよくさせたかったんだよ今日は」
「そっすか・・・」
ズボンの上からでもどっからどーみても勃起してるその股間をみて、イったのは自分だけでこいつ抜いてないもんなと思うが、今それをどうこうしてやれる気力もない。
眠気が襲ってきて、まぶたが下がってくる。
明るかった外は薄暗くなりはじめていた。
「ちょっと寝る?おやすみ」と、頬にちゅっと唇の感触が落ちてきた。
開ききらない瞳でうっすら見上げると、幸せがにじみ出ている優しい表情の親友。
なんかまるで恋人同士みたいだな、いや恋人同士だった、なんて思いながらゆっくりと眠りに落ちた。
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